超難を謳う単語集は、いくつかあるが、作者が丹念に集めてきたノートをベースにしているだけに例文も活き活きしており、質も伴っている最高峰の存在と言える。職場のネイティブに見せてみたところ、「こんな難しい言葉ふだん使わない、だけど知っている」という反応だった。
2009年第1回の英検1級の単語出題25問と突合せをしてみたが、残念ながら1問も合致がなかった。英検1級の出題語彙範囲(これも大層難しいと言われているのだが)を軽く凌駕していると推察する。
vituperate
ensconce
bludgeon
dragoon
elucidate
jettison
sate
squander
trounce
salve
これは一例だが、見開きページに見たことがある単語が一つもないというのもざらである。
しかし、奇異な単語の集積ではなく、知識人が発言や原稿にスパイスを効かせたいときにここぞと使う単語を集めたような感じである。
副作用として、英検1級の単語集が簡単に見えるので、教養を深めるつもりで楽しみながらこんな単語もあるのだと取り組むのもいいと思う。