本書は、マリリン・モンロー辞典といえるような構成で、あくまでも客観的な視野だけですが、マリリン自身の全体像からマリリンにかかわる人間、事柄、映画などの様々な情報、そして著者はマリリンが大好きだということを知り得ることが出来ます。
全くマリリンに関する知識がなかった私でさえも、マリリンにあこがれ、そしてマリリン通になった気分がしてきます。しかしながら、本書の中では、様々な人々の憶測が飛び交うだけであって、本当のマリリンの人間像や思想がそうなのかは、わからずじまいです。
マリリン本人は、いわゆる「マスコミに殺された」マリリンは暴いてほしくない、それとも、自身の死の謎が暴かれないと成仏できない!とか、思うところはありますでしょうが、大衆にとっては、極貧モデルからスターダムへとのし上がるマリリンの夢のような活躍ぶりを、この世のものとは思えない美しさ(本書より)を観ていればそれで十分で、本当のマリリンは見えなくてもいいじゃないか、などと考えてしまいます。
とにかく、マリリンの映画をたくさん観たくなる本でしたね。
もっとマリリンの写真が載っていれば嬉しかったですね。