ジョー山中の凄さは分かっているが,大ファンというわけでもない自分がこのベスト盤を買おうと思ったのは,選曲の良さからである。
「人間の証明のテーマ」,「ララバイ・オブ・ユー」,「メイク・アップ」この3曲が1枚のディスクで聴けるからである。
言わずと知れた名曲中の名曲の「人間の証明のテーマ」は,まだCDが余り普及していない80年代終わり頃に中古レコード屋さんでシングルレコードをゲットしてたが,CDの良い音で聴きたいなぁって思っていた曲なので,今回デジタルリマスターされたクリアーな音で聴けることは非常にありがたい。
「ララバイ・オブ・ユー」は作詞・阿木耀子,作曲・宇崎竜童のドメスティックだがソウルフルなナンバーで,ジョー山中の絶唱が胸を打つ佳曲になっている。
「メイク・アップ」はフラワートラベリンバンド時代の曲で,現在40歳以上の人なら聴けば「あぁ,CMで印象的に使われてた曲だなぁ」と思い出す,リフとメロディーが印象的なロックナンバーである。
ジョー山中の熱狂的なファンの人からしたら納得のいかないベスト盤かもしれないが,個人的にはこの3曲が好きだったので,このベスト盤は自分にとって嬉しい待望のディスクであった。