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究極のクロマグロ完全養殖物語
 
 

究極のクロマグロ完全養殖物語 [単行本(ソフトカバー)]

熊井 英水
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

マグロの王様クロマグロに卵を産ませ、大きく育てて出荷する――誰もが夢見た「完全養殖」を世界で初めて成功させた男がいる。熊井教授と近畿大学水産研究所が幾多の試練を乗り越えて成功するまでの挑戦と苦悩を描く。

内容(「BOOK」データベースより)

手で触ると死んでしまうクロマグロの幼魚を必死に育て、世界で初めて産卵させることに成功。しかしその後、なぜか11年間も産卵がストップ。やっと孵化させた幼魚は猛烈な共食いを始めた。ようやく生簀に運べるほどに育てたら、ほとんどが囲いの壁に激突し、首の骨を折って全滅状態。なんとか大きく育てても、大型台風に襲われ、海の藻屑に…。数々の試練を乗り越えて、世界で初めてクロマグロの完全養殖に成功した熊井教授と近畿大学水産研究所の挑戦と苦闘を描く。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 228ページ
  • 出版社: 日本経済新聞出版社 (2011/7/16)
  • ISBN-10: 453216799X
  • ISBN-13: 978-4532167998
  • 発売日: 2011/7/16
  • 商品の寸法: 18.8 x 13.2 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 371,405位 (本のベストセラーを見る)
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日本は、淡水魚(鯉)の養殖は1000年、海水魚は100年の歴史を持っている。
ところが、クロマグロは、ヒラメ、マダイ、ヒラマサ等に比べて極端にデリケートで皮膚が弱くしかも、時速80キロで泳ぎ体長も3メートルと巨大である。
そのため、人工孵化から次世代の孵化の成功(完全養殖)まで実に32年の歳月を要している。
そして、そのための経費は養殖タイの販売収益に拠っている。
専門家からは冷ややかな眼で見られ続けたにも拘わらず、現場で生きた魚と向かい合い問題点を一つ一つクリアーしたのは並みはずれた魚好きという「魚飼い」たちがよく自然の声を聴いたたためだという。
ところが、最近の論文の中には土日が抜けたものがあるらしい。
32年に亘る長期のバックアップは私大(そして学長)だからこそ出来たものである。403キロの「近大マグロ」の写真は実に壮観でよくぞここまでの感がある。
この本で養殖魚の安全性について認識を新たにした。
それにしても、「近大クエ」、「近大キャビア」まであるとは。

サクセスストーリーであるため気持ち良く読める。
研究論文的なものは、別途出版されている。
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以前、日本橋三越で近大の完全養殖マグロをみたことがあります。鮮やかな赤い身はふだん食べている冷凍マグロのそれとは全然違っていてビックリしました。
けして安くはなかったと思うのですが、この本を読んで納得しました。何度失敗してもあきらめずに研究を続けた著者をはじめとする研究者の
方々のひたむきな姿に、生き物と向きあう大変さを感じます。海産資源にも触れていて、海の汚染が懸念される今、そちらも興味深く読みました。
平易な言葉で書いてあるので分かりやすく、知的好奇心が満たされます。
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