登録情報
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著者はN.Y.のマーブル協会で牧師を務め1993年に世を去られました。1952年出版の本書は1964年に日本語訳されたものの絶版状態が続き,今回,再出版されたそうです。50年以上前の本にも関わらずまったく色褪せない内容です。真理は普遍という訳です。以下にエッセンスを挙げます。
・「あなたの仕事がやさしいか難しいかは,その仕事をどう考えるかによって決まるものだ(P. 125)」
・「自分の仕事に精通しなさい。「知識は力である」(P. 125)」
・「自分のことよりも大きなことに自分を投入すればするほど,ますます多くの力を得るようになる(P. 133)」
・「人間の生涯は,その人の思想によって作り出される(マルクス・アウレリウス)(p. 198)」
・「親密な仲間のように神に対して,「主よ,これはどうしましょうか」「主よ,これについて新しい見通しを与えてください」と話すのだ。彼は心を祈りにし,活動を祈りにしたのである(P. 212)」
・「努力は大切だが,仕事に支障をきたすほど過労になったのでは意味がない(P. 225)」
最近,仕事への努力過多で疲れていたので大変参考になりました。成すべき仕事と向き合う心的態度はトレーニングし得るものですので,仕事と人生に倦み疲れている人にお勧めします。
近年の自己啓発本のような妙な元気さを奮起させないかわりに、心の深い奥底にある個人の土台にささやきかけ、そして落ちつきと信頼を自分の内側から呼び起こすような本です。著者は牧師さんということもありキリスト教の思想が背景にありますが、日本人に決して違和感を感じさせるものではありません。逆に本当の愛とは日本人が普段認識している情愛とはまったく別の次元にある普遍さを感じ取ることができるでしょう。各章にあげられている項目は今やいたるところで目にするようなこと、と端的に切り捨てず一度はページをめくって欲しい名著です。
なにしろ我が家では、啓発本やビジネス書!の嫌いな家族が自分から読み始めて翌日から実践をはじめるというあっと驚く変化を呼び起こした本なのです。
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