内容紹介
アフリカへ野生動物を採集しに行く、とは、現代ではありえないだろう話です。勝手に捕ってくるなんて、言語道断!……でも60年前に英領カメルーン(当時)に向けてこの旅を敢行した著者は、貴重な動物をなんとか保護したいという思いでいっぱいでした。何よりダレルという人は、命あるものたちが大好きで、いとおしくてしょうがないのです。あふれる気持ちに駆られて動物を追えば、刺され、咬まれ、蹴られ、逃げられ……現地の人たちも巻きこんで、ハードな日々が続きます。 手つかずの大自然の中に生き物たちの世界がゆたかに息づく、英国自然保護論者の草分け・ダレルの記念すべき処女作。日本にも約半世紀前に翻訳紹介されていますが、このたび、著者の姿勢に対する深い理解と共感にもとづいた、平明で歯切れのよい新訳を得て蘇りました。原書の初版から直接製版した挿絵も、とてもきれいです。動物好きなあなたなら、まず読んでみて!N-17
内容(「BOOK」データベースより)
二十二歳の青年ナチュラリストが相棒と二人で出かけたカメルーンへの野生動物採集の旅は、刺されたりかまれたり逃げられたり、現地の人たちも巻きこんだ大騒動。手つかずの大自然の中に魅力的な動物たちの世界が生き生きと展開する、英国自然保護論者の草分け・ダレルの記念すべき処女作。
内容(「MARC」データベースより)
22歳の青年ナチュラリストが相棒と2人で出かけたカメルーンへの野生動物採集の旅は、現地の人たちも巻き込んだ大騒動。手つかずの大自然の中に魅力的な動物たちの世界が生き生きと展開するダレルの処女作が、新訳で登場。
著者について
著者ジェラルド・ダレルは、イギリスのナチュラリスト・作家で、20世紀中ごろ~後半に絶滅危惧種の保護・繁殖・野生復帰などを手がけ、自然保護論者のパイオニアとして活躍した人。多数の著作(本書が記念すべき処女作です)のいずれにも、動物と自然が好きでたまらない気持ちがあふれています。正規の学校教育をほとんど受けず、独学・独歩で「自前の動物学・対動物倫理」を追求した人でもありました。邦訳書に『虫とけものと家族たち』(集英社文庫)。なお長兄のローレンス・ダレルは、“アレキサンドリア四重奏”などで知られる著名な詩人・作家です。 訳者・羽田節子は、東京生まれの行動的な動物学者・作家・翻訳者で東京農工大学農学部卒、専攻は昆虫生理学。登山や動植物の観察が好きで、アフリカやモンゴルなど世界各地にでかけてきました。『キャプテン・クックの動物たち』(科学読物賞を受賞)などの著書のほか、翻訳書でも『霧のなかのゴリラ』『利己的な遺伝子』など話題をよんだものが多くあります。福音館での仕事は、『カモノハシのなぞ』『巨鳥伝説』(以上たくさんのふしぎ)、『恐竜たちの大脱出』(科学書)。