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穂花 「籠(かご)」―BIOGRAPHY OF HONOKA
 
 
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穂花 「籠(かご)」―BIOGRAPHY OF HONOKA [単行本]

穂花
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (16件のカスタマーレビュー)

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単行本 --  

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商品の説明

内容紹介

AV女優を引退して1年、女優に転身し「小悪魔セックス」もベストセラーになったあの穂花が、壮絶な生い立ちから悲しすぎる半生を綴った自叙伝が登場。母と娘とは、家族とは…を問う問題作。

「お母さん、SOSを出したのになんで助けてくれなかったの?」。事実は携帯小説よりも奇なり。父親は誰かも分からない、3歳まで施設に入居、5歳で母親の元に来ている借金取りに誘拐される。その誘拐犯は獄死。7歳から15歳までの性的虐待、家庭内暴力の被害…800万円の借金を抱えるハメになり、肉親に言われた言葉は「お前が死ねばいいのに」。精神科の看護師になるも、騙されてAVデビュー。本当はCDデビューのはずだったのに…。そして度重なる彼氏からの暴力、監禁、そして仲間からの拉致…AVオブ・ザ・クイーンを獲り、今、女優&タレントとして新天地で活躍をはじめた穂花の悲しい半生を綴る自叙伝。「トラウマ」とか「不幸」とか、そんな言葉で片付けられない。ましてや「再生」にはまだ、たどりついてもいない。でも、どうしても伝えたいことがあった。お母さん、私のこと、「愛してる」って言ってほしい、と。

内容(「BOOK」データベースより)

AV引退から1年、穂花、壮絶な自叙伝完成!死ぬほうが楽。だから、私は、生き抜く。

登録情報

  • 単行本: 192ページ
  • 出版社: 主婦の友社 (2010/1/18)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4072705802
  • ISBN-13: 978-4072705803
  • 発売日: 2010/1/18
  • 商品パッケージの寸法: 19 x 13 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (16件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 82,425位 (本のベストセラーを見る)
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17 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本|Amazon.co.jpで購入済み
読んでみて思ったのは「不器用な人だなあ」と言う感じです。
ウィキペディアも見ているそうだし、ここも本人が読んでる気がするからそのつもりで書きますね。

【内容】
内容は他の方やウィキに任せるとして、簡単に要約します。
・穂花は元有名AV女優
・鹿児島県出身、幼い頃に父母が離婚、施設で育つ。幼稚園時代、母の交際相手のヤクザに数ヶ月、誘拐された経験がある。
新しい父は、(貧しい家庭でずっとお金のことで苦しんだ。カネへの執着についてはかなり繰り返し語ってる)
・父母の借金、性的虐待(名前は出てこないが文面から兄ではないかと推測される)、また周囲の大人の男性はほぼ全員が暴力を振るう人だった
(あまりに恒常的すぎて彼女はそれを否定的に捉えていないようだ)
・ありがちな騙され方「スカウト〜最初は撮影から、ヌード、AV、契約したから・・」でAVに。

【子どもへの教育、しつけについて】
強く心に留まったのは「全寮制高校でのとても厳しい規則」「家庭でのとても厳しいしつけ」について。
高校でこれだけ厳しい規則を受けていながら、同級生が精神的に崩れると簡単に拒食症やリストカットに走ると言うこと(彼女もリスカをしている)、
また高卒後の専門の寮では数ヶ月で、喫煙しての停学。
また家庭での厳しいしつけがあったのに、実際には隠れて性的被害を受け、また騙されたとは言えAVに出てしまった。
弟は家出を繰り返し、高校も中退。末の弟も笑わない夢のない子どもであった。

僕はこれを読んで、「高校の先生や親はいったい何をしてたんだ???まったく意味ないじゃないか」と思ってしまった。
押さえつける教育では、結局のところ「その場」でしか効果がない。
むしろそこには「本人の意志や思考」がないから、その部分は考えていないし、伸びないと感じた。
放任せよ、とは言わないが重要なのは「そこを出た時にいかにそこで受けた教育を活用できるか」である。
殴りつけて言うことを聞かせてもまったく意味は無い。

しつけ、教育が強制力によって(表面上)出来ていた時、たぶん大人たちは自己満足して悦に入ってたんだろうなあ、と思う。
この部分は読者が親として、教育者として生きる時には、強く反面教師にできると思う。
結局、この手の押さえつける教育は長い目で見て子どものために良くないと思った。

【感想】
穂花のことは元々AV女優として知ってました。顔も綺麗だし、胸も大きくて人気だったけど、覚えているのは声です。ビデオの中で「クィンクィン」と
子犬の鳴き声みたいな声を出す。すごく人工的なんだけど、そそる声でした。
人工的なのにそそるってのは、他の女優さんと比べても奇妙なことでかなり特徴があったので覚えてます。
また
数年前に年末のスペシャル番組の生放送で明石家さんまが「穂花と言うAV女優のファン」だと言って生電話をかけました。
そのときに(冗談だとは思いますが)穂花はさんまの「付き合おう」だったか「番組に出て」だったかって言う申し出をあっけなく断るんですね。
テレビ上のこととは言え、もう少し上手く返せたのになあ、と当時は不思議に思いました。
年末ゴールデンで自分を売るチャンスだったのに、ファンだと言うさんまに、すごく淡白な対応だったわけですから。

それも今回のこの本を読んで分かりました。彼女はともかく不器用なんですね。
過去の経験から、人間関係は打算だとか、そもそも男性が嫌いだと言いながら、
暴力を振るった父、借金から生活苦を強き、虐待も見逃しただめな母への愛を綴っている。
また父母の借金を返し、弟2人の生活費も支出してる。

東京で看護師になった際に、「僕ならもう少し上手く・・・」と思わずにはいられませんでした。
本来、彼女が求めてたのはお金で芸能界に憧れたのもお金からなんだから、奨学金が残ってるとは言え、看護師と言うちゃんとした職業に
つけた時点で十分だったと思う。
これで一種の「あがり」であり、「あとはその身分を守っていくだけ」で済んだ。
しかし彼女はAVをやり、関わって得の1つもない父母とのかかわりを切らないし、弟の面倒を見てしまう。
「業を自ら背負う鹿児島の女」と言うイメージを持った。

彼女は以前にインタビューで平然と「彼氏はいないし作る気もない」「飲んだ勢いでヤりたいときにヤるだけ」「セックスが気持ちいいと思ったことなんて無い」と答えていたのを覚えている。元有名AV女優で(恐らく)お金持ちとして、上から目線の発言にも思え、「なんでわざわざこんなこと言うんだろ。男性に嫌われるだけでしょ」と思った。

ただ今回の文面を見て感じたのは、彼女はそうやって自分を防御したり、装飾していかないと駄目な存在なんだということ。
彼女は田舎の貧しい家庭の出身であり、子どもの頃に芸能人になるのが夢だった。
だから歌が上手くないのに東京でボイトレをしたり、端役でも映画に出られたことの喜びが強く伝わってくる。
またAV女優穂花時代の名残りでチヤホヤしてもらえるVシネなどを断って、貯金を切り崩しながら芝居のレッスンに通ったり、ブロードウェイや歌舞伎を見たりもしてる。
また何度も失敗しても、監督に褒められて「とても褒められてうれしかった」とある。

努力家の人だと思うし、何らかの壁を自分の中で置いて、それを乗り換えて行きたい人なんだと感じた(だからさんまへはああいう対応になったのではないか)。
彼女はまだ29歳だし、女優としてコツコツやれば将来何かになれるかもしれない。
それと優しい人だと思うので、時には少し気楽に、自分のプライベートも優先して楽しんで生きてもらえれば、と思った。

あと最後になるが、AV女優と言うのはすでに兆円規模の産業であり、毎年1000人以上ものAV女優が誕生する。
彼女はそのNO1になった人だ。たかがAVとは言え、誰でもなれるものではないと付け加えるべきかと思う。
(昔はともかく、今はそのへんの子がちょっとAV出て有名になってやろう、お金を稼いでやろうと言うのは非常に難しい)。
どの世界でも成功する人はその人なりの意志や才能、努力をしてると言える。
このレビューは参考になりましたか?
63 人中、52人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
自分を取り巻く環境に押しつぶされそうな女の子、
自分が弱いと感じている女の子、
自分の未来に希望を持てないでいる女の子、
生きづらいと感じている女の子、

そんな若い女の子たちに読んでもらいたい本だといえます。

本の内容紹介に書かれている通り、
彼女がこれまでに経験してきたことは、普通の人なら一生のうちに一回か二回あるかないかのハードなものばかり。
そうした経験を無数にしてくる中で、彼女は何を感じ、どう向き合ってきたのかが、
純度の高い文章で、読ませてきます。
しかも“私の不幸話を聞いて!”というスタンスではなく、
“こんな私でも生きる道を選んだんだから、安易に自暴自棄になったり、死を選ばないで!”という
若い女の子たちに向けたメッセージが込められているように感じました。

事実と当時の気持ちを淡々と綴り、
腕のいいジャーナリストのルポを読んでいるような気にさせる作品です。
簡潔明瞭、そして心に深く染みこんでくる説得力。
彼女の著書「小悪魔セックス」で感じた文才は、本物だったんだ!と感じました。

本人が出演するラジオでもいってましたが、
“センセーショナルに取り上げてほしくて書いたんじゃなくて、読んでくれ人に何かが残ればいいなと思って書いた本です”という
コメントの意味がよく分かる内容でした。
そして読み終わったあとには、彼女のことが好きになります。
気高く、一生懸命で、マジメだけど、不器用。
女優として、作家として、より羽ばたいていってほしいなと思う本でした。
AV時代の彼女のイメージしか持っていなかった私ですが、
今の彼女は、過去の経験を踏まえてより魅力的に写ります。
このレビューは参考になりましたか?
22 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 吉田豪さんのラジオを聴いて… 2010/2/10
By ハナP
形式:単行本|Amazon.co.jpで購入済み
吉田豪さんのTBSラジオをポッドキャストで聴いて購入に踏み切りました。
豪さんも語っていたのですがもっとAV時代のことをぼかして書いてあるのか
と思いきや…リアルを地で行くような内容で。
生い立ちから今までの人生に関しても驚きを通り越して、なんだか
「幸せ」ということ自体の概念とか感覚が読み進めるうちにわからなくなって
いき、、あらゆる衝撃の事実に鈍感になっていく私がいました。
なにが平均で、何が不幸せなのか…もうよくわからないというか…。
「子を持つ親に読んでもらいたい」というような文章が、ありましたが、
ラストの怒涛のような彼女の激白でようやく理解できたというかたどりつけたというか。
いまだにまったく消化しきれない、どんな自叙伝にもない不思議な感覚が残っています。
よくぞこの内容を書いたな…というのが率直な感想でした。
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