自分を取り巻く環境に押しつぶされそうな女の子、
自分が弱いと感じている女の子、
自分の未来に希望を持てないでいる女の子、
生きづらいと感じている女の子、
そんな若い女の子たちに読んでもらいたい本だといえます。
本の内容紹介に書かれている通り、
彼女がこれまでに経験してきたことは、普通の人なら一生のうちに一回か二回あるかないかのハードなものばかり。
そうした経験を無数にしてくる中で、彼女は何を感じ、どう向き合ってきたのかが、
純度の高い文章で、読ませてきます。
しかも“私の不幸話を聞いて!”というスタンスではなく、
“こんな私でも生きる道を選んだんだから、安易に自暴自棄になったり、死を選ばないで!”という
若い女の子たちに向けたメッセージが込められているように感じました。
事実と当時の気持ちを淡々と綴り、
腕のいいジャーナリストのルポを読んでいるような気にさせる作品です。
簡潔明瞭、そして心に深く染みこんでくる説得力。
彼女の著書「小悪魔セックス」で感じた文才は、本物だったんだ!と感じました。
本人が出演するラジオでもいってましたが、
“センセーショナルに取り上げてほしくて書いたんじゃなくて、読んでくれ人に何かが残ればいいなと思って書いた本です”という
コメントの意味がよく分かる内容でした。
そして読み終わったあとには、彼女のことが好きになります。
気高く、一生懸命で、マジメだけど、不器用。
女優として、作家として、より羽ばたいていってほしいなと思う本でした。
AV時代の彼女のイメージしか持っていなかった私ですが、
今の彼女は、過去の経験を踏まえてより魅力的に写ります。