最近このような営業力を如何にして高めて、企業の業績を伸ばすかについて書かれた本が増えてきているようですが、どうしても売り手の側の立場が強調されるあまり、買い手の側の利益が軽視されているような気がします。特に各種保険や投資信託などの金融商品などは相変わらず業界の身勝手さがあまりにも露骨であり、諸外国と比べても明らかに割高で、消費者に還元されるパフォーマンスにしても劣っていることも明々白々であり、既存の商品を如何にしてセールストーク巧に販売すること以上に、もう少し真剣に消費者側の立場になって商品開発をすることのほうが先決なのではないでしょうか。そのような努力を売り手の側がしない限り、たとえいくら「未来像」と「メリット」を強調しても賢い消費者に対しては焼け石に水であり、それこそ一度のみならず、二度、三度と売り込みをかけられても益々消費者の機嫌を損なうだけではないでしょうか。