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稲妻 [DVD]
 
 

稲妻 [DVD]

高峰秀子, 三浦光子, 成瀬巳喜男 DVD
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登録情報

  • 出演: 高峰秀子, 三浦光子, 根上淳
  • 監督: 成瀬巳喜男
  • 形式: Black & White
  • リージョンコード: リージョン2 (このDVDは、他の国では再生できない可能性があります。詳細についてはこちらをご覧ください DVDの仕様。)
  • 画面サイズ: 1.33:1
  • ディスク枚数: 1
  • 販売元: 角川エンタテインメント
  • DVD発売日: 2005/05/27
  • 時間: 87 分
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
  • ASIN: B0008JH2ZY
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: DVD - 52,562位 (DVDのベストセラーを見る)
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商品の説明

内容紹介

高峰秀子の主演、成瀬巳喜男の監督、林芙美子の原作、女性映画の名スタッフが贈る香り高き名作!

●愛称デコちゃんと呼ばれた当時の人気スター、高峰秀子が「ぜひやりたい」と熱望して主演。青春スターだった香川京子、根上淳が共演し、浦辺粂子や小沢栄らのベテラン勢が脇を固める。●林芙美子の不朽の名作を映画化

■キャスト
高峰秀子、三浦光子、浦辺粂子、根上淳、香川京子

■ストーリー
四人の姉妹の父が皆違うという母子家庭の姉妹それぞれの生きざまを、家族からの脱出を試みる末娘・清子の視点で描く。観光バスの案内嬢をする清子は、勝気で美しい娘。長姉・縫子は清子に縁談話を持ち込むが、清子は金儲けのうまい男を妹と結婚させようという姉の魂胆に腹を立てる。一方、次姉・光子の夫が急死し、光子は実家に戻るが、親族たちは光子の夫の遺産を狙う。そんな家族たちに嫌気がさした清子は、家を出てアパートを借りて隠れ住み、隣家の兄妹・周三とつぼみとの交流の中で心洗われていくのだが…。br>
■スタッフ
監督:成瀬巳喜男
原作:林芙美子 「めし」
脚本:田中澄江
撮影:峰重義

内容(「キネマ旬報社」データベースより)

日本映画の四大巨匠のひとり・成瀬巳喜男の生誕100年を記念し代表作をDVD化。全員父親が違う母子家庭の4姉妹それぞれの生き様を、家族からの脱出を試みる末娘の視点で描いた、林芙美子の原作小説を映画化。当時の人気スター・高峰秀子主演作。

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13 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By hfuka
他の方がもうたくさんレビューを書いているので、この映画の話の内容は割愛しますが、ラストの、末娘の清子(高峰秀子)と母親(浦辺粂子)の激しい親子喧嘩のシーンは、すべての家族に共通する悩みでもあり、人間の「業」でもあるのではないでしょうか。「わたし、生んでなんて欲しくなかったわ」という清子の言葉に、一人の子として、また、二児の父親として、私は胸をつかれる思いがいたしました。最後の、清子と母親が和解して、一緒に画面の中を歩いて去っていくシーンには、ちょっぴり人の子として、また親として生きることの勇気をいただいたような気がします。それにしても、4人の違う男と関係して一人づつ4人の子供(要するに異父兄妹)を産んで育てた母親役を演じる浦辺さんはほんとうに芸がうまくてすばらしい。いぶし銀のような存在感でこの作品を引き立たせてくれます。成瀬監督の秀作。五つ星としたいと思います。
このレビューは参考になりましたか?
18 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
 母子家庭・父親がすべて違う三女一男の末娘(高峰秀子)から見た人生のつらさ、みにくさ、空しさが、繰り返し描かれます。そこから抜け出したいと願う感情が高まるたび、流れ出すテーマ曲。主人公の心を代弁するその響きには、この映画が表現する「気高さ」が宿っています。ラスト、稲妻に促されるように感情を吐露し、母と和解する展開は、彼女の家族への反発が決して独りよがりではなく、心を通じ合わせることもできる真っ直ぐなもののあらわれ、ということだと感じます。

 林芙美子の原作もぜひ読んでみてください。映画化の際、物語がどれほど整理され、見通しよく脚色されているかが分かります。その点では原作以上の出来栄えではないでしょうか。晩年の成瀬監督はこの作品を最も愛していた(あの傑作『浮雲』よりも)といわれています。
このレビューは参考になりましたか?
26 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
悲喜こもごも 2005/6/19
1952年の作品。
1時間20分程の地味な作品だが、役者、脚本、音楽がすばらしい。傑作。

悲喜こもごもという感じの作品でした。

日々の生活の些事(と言っても結構大きな変動だが)が魅力的に描かれている。光子の保険金に群がる親族。一家の間で生活の澱が沈殿していく様子がリアルで生々しい。戦後の復興期にはこういった風景が、ここそこで見られたのだろうか。

光子に同情する清子はそんな家族に嫌気が差す。そして2階に住む苦学生に憧れを抱く。彼女は学び直したい意思があるのだ。
それを母に告げる。
「わたしもう一度勉強したいわ」
「あんたねぇ、数えで23だよ」
というあたりに彼女のそして当時多く居たであろう彼女と同じような女性の置かれた状況が端的に描かれている。

清子という役を高峰はうまく演じている。「現代」に生きたいのだけど、いろいろなしがらみがある故に生きられない、中途半端な女である(バスガイドは当時の花形だと思うけど)。『流れる』でそれは一層強く現れている。置屋に生まれながら、芸妓にもなれずかといって手に職もない、中途半端な女性である。もうひとつ共通しているのは結婚への忌避である。男を汚いものだと思っている。あと、この人は誰かに反発というかツッコミ、悪態を言う時がすごくいい。「いやぁーねー」と眉をひそめながらやり込めたりするなんて言うのは得意中の得意なんだろう。

三浦光子、中北千枝子は上手い。村田千栄子は欲に駆られた女を熱演。小沢栄太郎は闇で這い上がった、あくの強い男を嫌らしくやっている。これは絶品。浦辺粂子もちょっと凄い。

小沢と全く逆なのは清子の身内の男たち。自らの力で這い上がれない。女たちはみな必死で何かをしようとしている。そういったグラデーションがこの作品に味を与えている。

はっきりいって最期まで暗い話ですが、終わりまで観るとなぜか元気が出てくる不思議な作品。多分音楽がすごい効いてるんだと思う。久々に音楽の力を再確認しました。

香川京子がピアニスト志望の女性で出てきますが若い。高品格はバスの運転手、あの面影はまだないです。とにかく若い!
それからバスガイドのしゃべり方。今は普通ぽくなって来たけど、「職業上の独特のしゃべり方」のひとつだったわけで。昔のテレビ番組では女性ナレーターが妙に高貴な喋りをしてるけど、それにも通じる。

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