相続税を含む税法一般についての知識がなければ、読みこなすのは少々困難かも
しれませんが、税法一般の知識がある人にとっては、相続と相続税のすべてを説
明してくれる、そんな本です。
税理士や弁護士など38名の実務家での共著とのことですが、共著にありがちな、
不統一感はなく、すらっと読める作りになっています。
民法相続編を、条文ごとに民法を解説し、その後、税法を解説するというわかり
やすいスタイルを取っています。
民法の知識と、税法の知識を共に必要とするのが相続事案ですが、これを対比す
る手法は、まさに、実務を理解している人達のアイデアで、非常にわかりやすい。
税理士の方だけではなく、相続税の実務を扱う専門家であれば、そばに置いてお
きたくなるような本です。
条文毎の注釈なので、基本的には、必要だと感じたときに開くような本だと思い
ますが、私は、一気に読んでしまいました。
とても読みやすいおすすめの一冊です。