登録情報
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
14 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
宮崎アニメテイストな未来冒険ファンタジー,
By
レビュー対象商品: 移動都市 (創元SF文庫) (文庫)
「創元SF文庫」でもなく、このアラビア風の扉絵でもなければ、児童書としてもっと売れたのでは・・・と僭越ながら思わずにはいられない。 舞台は巨大な船に似た「移動都市」同士が、地上に残った少ない資源を奪い合って戦う 弱肉強食の世界。こう聞くとピンとこないが、読みやすい文体なので、しばらく読めば 大きな都市船がキャタピラで動き回る様子が容易に目に浮かぶ。 主人公はその都市で働くギルド見習いの少年と、顔に傷跡のある謎の少女。 少年は謎の少女の事件に巻き込まれて住みなれた都市を離れ、旅をするうちに色々な人々と 出会い、悩み、冒険のなかで成長していく。 ほかにも、女空賊のアナや海賊都市の住人、悪徳市長や秘密の多い史学ギルド長など、 個性的な登場人物たちも魅力的だ。彼らとの出会いの中で、主人公が泥の中を転げ周り、 飛行機で飛び回り、ナイフで戦い、走り回る姿はまるでアニメの「コナン」か「ラピュタ」 の世界だ。 頭の中で映像化しながら、キャラクターに好きな風貌を想像して楽しく読了した。 気軽に読めて、大人でも楽しめる一冊だと思う。
18 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ぶっ飛んだ世界で最高のアドベンチャー,
By ただただし (神奈川県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 移動都市 (創元SF文庫) (文庫)
最終戦争から千年後の未来、都市は巨大なスチームエンジンとキャタピラを装備して大地を動き回っている。そして見つけた他の都市を文字通り食うのだ。移動都市による弱肉強食の世界。なんという設定! めまいがするほどイカレている。そこにかぶさるのは、王道ともいえるグローイング・アップ & ボーイ・ミーツ・ガールなストーリーで、まったく先の読めない最高のスピード感があるアドベンチャーだ。キャラは立ってるし、絵になる描写には事欠かない。ヒロインの顔にはひどい傷があることになっているんだけど、読んでるうちにそんなことはどうでもいいと思えるように読者の心理を誘導するうまさ。おまけにほどよい薄さ。いいもん読ませてもらいました。
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
王道だけど,
By
レビュー対象商品: 移動都市 (創元SF文庫) (文庫)
話の本筋は、主人公の少年が繰り広げる冒険譚という意味で王道です。ただ、60分戦争という未来戦争によってそれまでの科学が崩壊し、CDが見た目の綺麗さから過去の遺物として高値で取引されてたり(正しい使い方は誰も分かってない)、 蒸気を使って大地を走り回る都市が互いに下部のアゴ部分で相手を丸呑みしようとせめぎ合ってる弱肉強食の世界だったり、 それに対して「人間は地に足を付けて生活すべきだ」という思想の反移動都市同盟なるものがあったり、 過去の戦争で使われた人型の兵器があったりと、ラピュタやらナウシカやら、スチームパンクやらの色んな世界観が上手く組み合わさって独自の素晴らしい世界観が出来上がってます。 登場人物も、何やら悪巧みしてそうな市長やら、重い過去を持っていそうな女の子、女飛行船乗り、わけありな感じの高名な史学者に、お父さんの様子が最近おかしいと訝っているその史学者の娘などなど、一人一人の個性が感じられ、個々の行動に躍動感を感じます。 また、訳が非常に良いです。 非常に分かりやすく書かれていて中学生でも読めそう。 でも大人も引き込まれる。 作品は本国イギリスでシリーズ全4作品が刊行されており、日本では3作目が先日刊行されました。 一作目で日本の星雲賞、4作目でイギリスのガーディアン賞を受賞したそうです。 正直、もっと売れてしかるべき作品だと思います。 自分は1作目読了後に気になって、まとめて2、3作目を買いました。
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
最近のカスタマーレビュー |
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|
|
|