★4の下無理矢理。
著者のたぶん38冊目(改訂版含めれば41冊目)。
故平和出版の『少女スリットえぐられ地獄』より『佐藤さんのオナニズム』『愛香の性癖』『居残り保健室』『高沢と先生』の2話分と、
『あだち区昭和便所暴行』より『インランぢょちこーちぇーたまみちゃん』『花咲く家出少女』『忍び者達』『良い子の悪い遊び』の2話分を、
さらに東京三世社の『まるごと奥さんREMIX』より『まゆみ33歳』を加えた、オール再録による愛蔵版。
基本的に世紀末から新世紀初頭な時期に描かれた作品がほとんどなので、当時の著者の作風を愛してた方や、生駒一平のことを目に入れても痛くないと感じてる方へのお薦めです、とゆーのは2ヶ月前に発刊されたベストコレクション第一弾『秘虐』のコメントと同様ですが、今回は言いたいことが山ほどあります。
結果として、故文化出版の既刊2冊をシャッフルして詰め替えただけの結果となり、ベストセレクションという概念がいったいどこから出てきたのか甚だ疑問。こんなことなら初めから復刻本として刊行すべきだったんじゃないかなと思います。
傑作だった『佐藤さんのオナニズム』と『愛香の性癖』がこうして救済されたのはファンとして有り難い限りですが、『まるごと奥さんREMIX』からなら描き下ろし4頁(うちカラー2頁)の『ボクのママ』を入れて欲しかったです。
『忍び者達』は桜桃書房の『生贄黒帯少女』にカラー6頁で描き下ろされた続編『忍びし者達の一日』も併録して欲しかったですよ。
『SM少女の館』は電子書籍にて救済予定とのこと。たしかに水準レベルを考えれば仕方ないことかもしれませんが『美栗』が陽の目を見ないことがいたたまれません。
ともあれ、えげつなさは『秘虐』に一歩譲るも、ゆるゆるなオバカさに充ち溢れた、著者のアイデンティティー自体が好みの方へなら、是非。