健康法としての気功をあらためて仙道の世界に照らして述べた実践的訓練方法が紹介されています。
本来仙道は体の内側の気を循環させて、体内の末端の細胞を生き生きさせるだけではなく、「体をすっぽり包み込む外側」の一般的には「オーラ」と呼ばれる範疇にも、意図的に気を送り込む方法があります。
仙道には体外に広がるこうしたオーラには時に加齢や霊的影響などにより、欠損が生じ、それを掌から発する気を使って補給・除去・癒しを行い、ホメオスタシス的に改善力を高める方法があります。
主に現在気功として各地で紹介されているものの元々はこうした仙道の外功と呼ばれるテクニックだったのではなかったかと思います。
本書では特に、仙道とも関係を密接に保ちつつ仙道の目的を効果的に達するための気功の近道を教え、特に仙道で課題となる小周天へむけて経絡に気を外部から集めるテクニックを紹介しています。
本書レビューから外れますが、もともと人は小周天を開発しようとしなくても、出来ていたはずなのですが、不健康な現代にあっては小周天のための経絡が詰まっていたり、気そのものが枯渇していたりと不具合が多いようです。気功はそうした本来の健康を戻すべく中国で生まれた人類の知恵だと思われます。