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秘本三国志(六) (中公文庫)
 
 

秘本三国志(六) (中公文庫) [文庫]

陳 舜臣
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

曹操、関羽、張飛、劉備…。英雄豪傑たちが次々と世を去り、四百年続いた漢王朝にかわって魏・蜀・呉の三国鼎立の時代を迎える。そして、天下三分を策し、劉備亡き後の蜀を背負った智将・諸葛孔明も、仲秋の五丈原で陣没する。卓抜な歴史観にもとづく陳舜臣版『三国志』、ここに完結。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

陳 舜臣
1924(大正13)年、神戸に生まれる。大阪外語大学印度語部卒業。同校西南亜細亜語研究所助手を勤めるが終戦によって辞職し、家業の貿易に従事。1961年、『枯草の根』により江戸川乱歩賞を受賞し作家生活に入る。69年、『青玉獅子香炉』により直木賞、70年、『玉嶺よふたたび』『孔雀の道』により日本推理作家協会賞、71年、『実録アヘン戦争』により毎日出版文化賞、76年、『敦煌の旅』により大佛次郎賞、89年、『茶事遍路』により読売文学賞(随筆・紀行賞)、92年、『諸葛孔明』により吉川英治文学賞、93年、朝日賞、さらに95年、「作家としての業績」により日本芸術院賞をそれぞれ受賞する。日本芸術院会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 304ページ
  • 出版社: 中央公論新社 (2009/10/24)
  • ISBN-10: 4122052157
  • ISBN-13: 978-4122052154
  • 発売日: 2009/10/24
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
裏の世界 2001/12/13
形式:文庫
「死せる孔明、生ける仲達を走らす」。孔明と仲達の知恵比べ。三国志後半のハイライトが実は・・・。演技が「表」とするならこちらは三国志の「裏」の世界(人間らしさと言った方が良いだろうか)を描いている。また違った楽しみ方ができる。
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形式:文庫
陳瞬臣の秘本(というか「ものがたり」)三国志もこの巻でいよいよクライマックスである。しかしながら、三国志の中で皆が期待するのは、やはり桃園の誓いを結んだ劉備・関羽・張飛そして何といっても諸葛亮の最期であろうかと思う。本巻はたしかに諸葛亮が死すところまでで、ものがたりは終るが、終始、魏・呉・蜀の動向を操作しているのは宗教である。これは、陳氏だからこそできる技で、実に巧みに扱われている。曹操はなぜ魏王となっても皇帝を廃嫡せず、曹丕にそれを委ねたのか、また呉の孫権はなかなかの我儘振りであるが、これも人口過疎化を恐れて蜀との友好条約を結ぶものの、魏には兵がいないことを悟られて軍を引っ込めるし、果ては海を越えて倭(日本と思われる)などに人狩りに出航するなど、話は史実に基づきながらも大胆な展開をみせる。そんな中を実は五斗米道の教母、少容が根回ししている。彼女は本来、死んでいるはずなのだが……。にもかかわらず、とにかくものがたりの鮮明な謎解き振りは読む者をすっかり納得させてしまう逸物である。諸葛亮の活躍になんと七縦七檎の孟獲との戦が八百長であったという話も面白い。ただ、ものがたり性が強いせいか、人物像の魅力を描き出している部分は薄い感じがする。先の5巻でも述べたが特に諸葛亮に関しては同氏著の「諸葛孔明 上・下」と「曹操」を読むべきと強く念を押しておきたい。 
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By 斥奉
形式:文庫
実はこうだったのではないかという大胆な想定を元に書かれた内容でした。
曹操と劉備の密約、新興宗教と三国史世界の結び付きなど歴史に埋もれた可能性を提案しており、ifとは一線を画する内容だと感じられました。
そういった点で個人的には高く評価できる作品だと思います。
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