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秘本三国志〈2〉 (中公文庫)
 
 

秘本三国志〈2〉 (中公文庫) [文庫]

陳 舜臣
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

洛陽に火を放ち、長安に遷都した董卓は、己の欲望を剥き出しにして恐怖政治を布いた。反董卓連合軍の諸侯は、虎視眈々と中原を窺うが、足並みは揃わない。そのなかから擡頭したのは、青州黄巾軍三十万を手中に収めた曹操だった。乱世を壮大なスケールで描く、陳舜臣版「三国志」第二弾。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

陳 舜臣
1924(大正13)年、神戸に生まれる。大阪外語大学印度語部卒業。同校西南亜細亜語研究所助手を勤めるが終戦によって辞職し、家業の貿易に従事。1961年、『枯草の根』により江戸川乱歩賞を受賞し作家生活に入る。69年、『青玉獅子の香炉』により直木賞、70年、『玉嶺よふたたび』『孔雀の道』により日本推理作家協会賞、71年、『実録アヘン戦争』により毎日出版文化賞、76年、『敦煌の旅』により大佛次郎賞、89年、『茶事遍路』により読売文学賞(随筆・紀行賞)、92年、『諸葛孔明』により吉川英治文学賞、93年、朝日賞、さらに95年、「作家としての業績」により日本芸術院賞をそれぞれ受賞する。日本芸術院会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 293ページ
  • 出版社: 中央公論新社 (2009/04)
  • ISBN-10: 4122051398
  • ISBN-13: 978-4122051393
  • 発売日: 2009/04
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
 董卓の残虐ぶりに唖然とするものの、物語はやはり太平道と五斗米道が平行して書かれている。そんな中、洛陽を焼き払い、遷都した董卓を殺しましょと、王允、呂布らがあっさりと始末してしまうのにはなかなかカッコイイ。だが、そのあとが悲惨。
「秘本」と銘打っているだけあって、全体に自然現象と史実を結び付けていたり、周瑜少年、孫策そろって15歳のエピソードが楽しい。曹操はじれったくなるくらい活躍できないでいるものの、ある人物の力によって黄巾賊3千の兵を得て、力を発揮。やっと面白くなってくる。呂布の身の置き所が右往左往しているが、「正史三国志」や「三国志演義」ではとうに出ていていいはずの劉備、関羽、張飛がチラッと顔を出すだけで、今頃一体、何をしているのだろう…と心配になってしまう。
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By ふとあご トップ1000レビュアー
形式:文庫
本書では董卓が天子を奪い権力を独占するも、呂布に裏切られるところまでが描かれている。
反董卓連合などが離合集散しながらいよいよ曹操、孫堅らの英雄がそれぞれに活躍し始める。

また曹操軍といえば青州兵が有名だが、曹操と青州黄巾軍との仲介を五斗米道の教母が果たす
など、単にその歴史的事実を見ると一見違和感のあることも事実と創作で上手くつなぎ合わせ
ている。

史実と史実の間にある、現代へは伝えられていない部分を作者はたくみに洞察し、説得力の
ある物語を紡ぎだし作者の想像力には畏敬の念を禁じえない。
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By 斥奉
形式:文庫
実はこうだったのではないかという大胆な想定を元に書かれた内容でした。
曹操と劉備の密約、新興宗教と三国史世界の結び付きなど歴史に埋もれた可能性を提案しており、ifとは一線を画する内容だと感じられました。
そういった点で個人的には高く評価できる作品だと思います。
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