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秘本三国志〈1〉 (中公文庫)
 
 

秘本三国志〈1〉 (中公文庫) [文庫]

陳 舜臣
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (15件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

黄巾の乱をきっかけに、天下まさに麻の如く乱れ、群雄割拠して虎視眈々中原を狙う!劉備、曹操、孫堅ら梟雄・猛将・智将が登場。スケール壮大な戦国ドラマの開幕
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

乱世の幕開きを告げる黄巾の乱、曹操・董卓・呂布ら梟雄・智将の登場。正史『三国志』、『三国演義』の不備を卓抜な構想力で補完し、群雄並び立つ乱世を雄渾に描き抜いた、陳舜臣文学の偉大な達成。「三国志」の決定版。

登録情報

  • 文庫: 301ページ
  • 出版社: 中央公論新社 (2009/03)
  • ISBN-10: 4122051320
  • ISBN-13: 978-4122051324
  • 発売日: 2009/03
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (15件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 469,316位 (本のベストセラーを見る)
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 違う切り口からの出発「秘本 三国志」, 2009/6/14
レビュー対象商品: 秘本三国志〈1〉 (中公文庫) (文庫)
1992年に重版になったものの復刻版。(全6巻、現在2巻まで刊行中)三国志の流れをある程度知っている人であれば、とても面白いアプローチからの書き出しにまず度肝を抜かれるだろう。また今までどこか辻褄が合わないような、ギクシャクしていた部分をすっきりと明快にしてくれるあたりは、さすが陳氏と認めざるを得ない。ただ、本の厚さが薄いからといって読みやすいだろうと思い、早合点して購入する初心者には向かない。三国志を語るなら、まず黄巾の乱から、というのが一般的だが(ここで一般的というのは「正史三国志」「三国志演義」吉川英冶「三国志」などをいう)通常、黄巾の乱の下敷きである太平道から始まり、漢中の五斗米道は、劉備が蜀に覇を唱えるかなり後半になって出現するのであるが、この「秘本三国志」はなんと太平道と五斗米道の話が同時に書き始められる。しかも、五斗米道の使者が曹操や孫堅、董卓を眺め回すという、実に面白い視点から書かれている。しかしながら、文章は至って読みやすく、良いのか悪いのか好みが分かれるところであるが、文体に横文字が出てきていたって中華風ではない。「庭園遊戯」をガーデン・パーティー、「絶世の美女」をエトランゼ「市場」をマーケット、等々平気で書き連ねているのが、どうしたことか逆に解かりやすい。また、聖人的に描かれがちな劉備もありのままの人間的野生漢で、関羽、張飛など共にドえらい有様で描かれており、人物・文章ともにひっくり返ること間違いなしの著書である。中華を満喫したいと思っているお方、そして前述したとおり三国志をある程度、知っていないお方には辛い書であるが、三国志ファンにとっては目から鱗のたまらぬ本としてお奨めしたい。
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20 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 入門書としてはオススメできないけれど…, 2004/7/25
・三国志が好きで、全体の流れはもうつかんでいる
・三国志演義の劉備や孔明は美化されすぎだと思う
・三国志小説も読むが、歴史の顛末がわかっているのでいまいち楽しめない
こんな方にぜひオススメしたい一冊だと思います。

私はこれを読んでいるとき、まるで推理小説を読んでいるようだと思いました。
『現実的』で『理にかなった』新解釈の連続です。

特に、曹操が青州黄巾賊を平定したときのエピソードは、今まで他の作品を読んでも
その場面を何の疑問も持たずに読み流していた私に、大きな衝撃を与えました。
本当に細部までよく考えられている三国志であると思います。

また、曹操や劉備ばかりでなく意外な人物にもスポットが当たるのも見所です。

全体に長すぎないのも、オススメの点のひとつです。途中でダレずに読めると思います。
ところところ掻い摘んだだけでも、十分面白いです。

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16 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 三国志ものの革命, 2005/3/21
By 
エパメイノンダス - レビューをすべて見る
(トップ500レビュアー)    (VINEメンバー)   
私がこの本を初めて読んだのは20何年か前、たしか文庫になった
ばかりの頃と記憶してます。当時あった三国志本といえば、吉川
三国志、横山三国志、柴錬三国志、あとは羅漢中三国志演義の
翻訳・リライトものぐらいでした。当然コーエーの三国志もなし
です。
そんな中、敢然と「正史三国志」と「曹操」を前面に押したて、
出来事の裏側に推理小説家としての視線を投げかけた陳氏流解釈
によるこの「三国志」は、中学生だった私に強いインパクトを
与えました。
最初は、少容?陳潜?誰のこと?ってな感じでしたが、読み進むに
つれ引き込まれ、孔明の死のところでは思わずジーンとしてしまい
ました。

今では、蒼天航路や北方三国志など多様な三国志がでておりますが、
その嚆矢はこの本ではないかと、この本が出たから今の流れがある
のではないかと思っております。

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