登録情報
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
違う切り口からの出発「秘本 三国志」,
By
レビュー対象商品: 秘本三国志〈1〉 (中公文庫) (文庫)
1992年に重版になったものの復刻版。(全6巻、現在2巻まで刊行中)三国志の流れをある程度知っている人であれば、とても面白いアプローチからの書き出しにまず度肝を抜かれるだろう。また今までどこか辻褄が合わないような、ギクシャクしていた部分をすっきりと明快にしてくれるあたりは、さすが陳氏と認めざるを得ない。ただ、本の厚さが薄いからといって読みやすいだろうと思い、早合点して購入する初心者には向かない。三国志を語るなら、まず黄巾の乱から、というのが一般的だが(ここで一般的というのは「正史三国志」「三国志演義」吉川英冶「三国志」などをいう)通常、黄巾の乱の下敷きである太平道から始まり、漢中の五斗米道は、劉備が蜀に覇を唱えるかなり後半になって出現するのであるが、この「秘本三国志」はなんと太平道と五斗米道の話が同時に書き始められる。しかも、五斗米道の使者が曹操や孫堅、董卓を眺め回すという、実に面白い視点から書かれている。しかしながら、文章は至って読みやすく、良いのか悪いのか好みが分かれるところであるが、文体に横文字が出てきていたって中華風ではない。「庭園遊戯」をガーデン・パーティー、「絶世の美女」をエトランゼ「市場」をマーケット、等々平気で書き連ねているのが、どうしたことか逆に解かりやすい。また、聖人的に描かれがちな劉備もありのままの人間的野生漢で、関羽、張飛など共にドえらい有様で描かれており、人物・文章ともにひっくり返ること間違いなしの著書である。中華を満喫したいと思っているお方、そして前述したとおり三国志をある程度、知っていないお方には辛い書であるが、三国志ファンにとっては目から鱗のたまらぬ本としてお奨めしたい。
20 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
入門書としてはオススメできないけれど…,
By 江坂 - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 秘本三国志 (1) (文春文庫 (150‐6)) (文庫)
・三国志が好きで、全体の流れはもうつかんでいる・三国志演義の劉備や孔明は美化されすぎだと思う ・三国志小説も読むが、歴史の顛末がわかっているのでいまいち楽しめない こんな方にぜひオススメしたい一冊だと思います。 私はこれを読んでいるとき、まるで推理小説を読んでいるようだと思いました。 特に、曹操が青州黄巾賊を平定したときのエピソードは、今まで他の作品を読んでも また、曹操や劉備ばかりでなく意外な人物にもスポットが当たるのも見所です。 全体に長すぎないのも、オススメの点のひとつです。途中でダレずに読めると思います。
16 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
三国志ものの革命,
By
レビュー対象商品: 秘本三国志 (1) (文春文庫 (150‐6)) (文庫)
私がこの本を初めて読んだのは20何年か前、たしか文庫になったばかりの頃と記憶してます。当時あった三国志本といえば、吉川 三国志、横山三国志、柴錬三国志、あとは羅漢中三国志演義の 翻訳・リライトものぐらいでした。当然コーエーの三国志もなし です。 そんな中、敢然と「正史三国志」と「曹操」を前面に押したて、 出来事の裏側に推理小説家としての視線を投げかけた陳氏流解釈 によるこの「三国志」は、中学生だった私に強いインパクトを 与えました。 最初は、少容?陳潜?誰のこと?ってな感じでしたが、読み進むに つれ引き込まれ、孔明の死のところでは思わずジーンとしてしまい ました。 今では、蒼天航路や北方三国志など多様な三国志がでておりますが、
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
最近のカスタマーレビュー |
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|
|
|