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秘密 (文春文庫)
 
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秘密 (文春文庫) [文庫]

東野 圭吾
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (419件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

妻と小学五年生を乗せたバスが崖から転落。妻の葬儀の夜、意識を取り戻した娘の体に宿っていたのは、死んだ筈の妻だった──。

内容(「BOOK」データベースより)

妻・直子と小学5年生の娘・藻奈美を乗せたバスが崖から転落。妻の葬儀の夜、意識を取り戻した娘の体に宿っていたのは、死んだはずの妻だった。その日から杉田家の切なく奇妙な“秘密”の生活が始まった。映画「秘密」の原作であり、98年度のベストミステリーとして話題をさらった長篇、ついに文庫化。

登録情報

  • 文庫: 452ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2001/05)
  • ISBN-10: 4167110067
  • ISBN-13: 978-4167110062
  • 発売日: 2001/05
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.8 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (419件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 1,365位 (本のベストセラーを見る)
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5つ星のうち 5.0 二度と読み返したくない本, 2011/10/13
レビュー対象商品: 秘密 (文春文庫) (文庫)
男の人は主人公に感情移入してしまったら,読みながらページをめくるのが辛くなるシーンが多いと思います。 でも続きが知りたい… そんな気持ちでジリジリとページをめくって読み続けていくと 最後の最後でとんでもない真実を知ることになります。 途中から完全に感情移入して読みきった自分は この最後のシーンを読んだ後 しばらく呆然としました。。 自分としてはこの終わり方は 完全にバッドエンドなのですが 何故か読んだあとの 「爽快感」というか 本当に読みごたえのある本なので 「いい本読んだぁ」 という不思議な感情になりました。 男と女の関係ってなんなんだろう。 という普段あまり考えない議題に 自分の頭の中でぶち当たります。 本当に読みごたえがあっていい本なのですが 辛くなるのでもう一度読み返したくは 絶対にならない本です。 ですが一度は読むべき本だと思います。
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84 人中、71人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 悲しすぎる結末, 2006/3/24
レビュー対象商品: 秘密 (単行本)
最初は、何か微妙な設定だな…と思って読んでいました。

以前「三日間の奇跡」という本を読んだことがあり、それにかぶりました。

だけど、中盤の平介のどんどん高校生活になじんでいく直子に対する嫉妬など私には痛いほど共感できました。

やりすぎ感もありましたが、自分と同じ時を歩いていたはずの直子が、一人どんどん夢や希望をもっていくのはつらいだろうなと思いました。

まして、自分は体は娘であるがゆえに抱けない直子を思い恋愛もできない。なのに直子は異性との交流がある。平介の気持ちを考えると胸が痛くなりました。

そして、ラスト…本当に脱力感です。

これじゃいくらなんでも平介がかわいそうすぎます。

これを読み終えた今もなお胸の奥につっかえるような苦しさ、切なさがある本でした。
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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0 せつないというよりは、やりきれなく、居た堪れない物語, 2011/8/7
レビュー対象商品: 秘密 (文春文庫) (文庫)
夫婦から親子になり、子が成長していくことによる認識のズレは、変わることのできない平介を苦しめます。
おそらく変わってしまった直子も大変苦しんでいたのでしょう。しかし、東野さんの文章力により、直接直子の苦しみを表現することなくストーリーを進めることができているので、直子の心の変化を深く知ることはできません。
結果、読者としてはより平介サイドにたった読み方にどうしてもなるわけですが、だんだんと平介の立場や心がつらく感じられ、読むのがキツクなっていきます。
最後の「秘密」は二人の秘密ではありません。直子の「秘密」を、決して知ってはいけない人が知ったしまったゆえに起こる、悲劇です。そのため、感情移入さえしなければ、この話は「互いを思いやっている良い物語だな」という感想になります。しかし、平介にすれば、せつなくも暖かい話ではなく、つらく、申し訳なく、やりきれないような、そんな話です。もっと平介と直子それぞれにこの結末を回避するためのやりようはあったはずでした。だけれども、それをさせなかったのは互いが互いを愛していたから。こんな酷い話はありません。

本作は名著です。それは間違いありません。
読み終えた後、胸にはっきりとしない感情がもやもやと渦巻いていきます。私はそれをやりきれなく、居た堪れないということにしました。どのように感じるか、それは読者の感じ方しだいでしょう。しかし、ハッピーエンドは訪れません。それを覚悟した上で、読んでください。つらくなりますので。
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