1巻から読んできて、短編で挿入されていた特別編が中途半端に終わっていたのが「?」だったのですが、次第に繋がってきました。
この話は作者がある程度アウトラインを他の連載中に考えていたような気がします。その伏線が特別編です。
どの話までつながっていくのでしょうか?続編が楽しみです。
姉夫婦の惨殺事件後生後7カ月の姪っ子の世話、精神的に参ってしまった母親の介護、第九の仕事、孤立無援になって婚約破棄しても一人で青木家の問題と雪子先生からの手助けを撥ねつけてしまう青木。
現実、どん底状態になった人間は合理的に行動できず孤立してしまうものかもしれません。
可哀想な雪子先生の感情を作者があまり掘り下げて描いていないということはまだまだ次の展開があるのかもしれません。
薪も自分の組織内部に最大の敵が入って来て心理的にも社会的にも追い詰められていきます。
そして、薪も覚悟を決めます。その覚悟とは?しかし、なんであんな敵が警察組織に潜入できたのでしょうか?謎が謎を呼びます。
10巻のラストの文章。薪警視正に対して拳銃発砲の許可が下りたという悲劇的な展開を今後予感させるようなことが書かれていました。引っ張りますね〜。
9巻に始まった事件自体は解決していませんが、スケールが大きくなってきました。
この巻を購入した時再度1巻から読みなおしました。