出版社/著者からの内容紹介
世界15カ国で翻訳。10万部を超えるベストセラー!
ダ・ヴィンチやカラヴァッジョをはじめ、西洋絵画における巨匠たちの作品制作
に鏡やレンズがいかに用いられたか------
現代の巨匠、ホックニーが科学的、視覚的根拠により初めて実証した好著。500
点に及ぶ膨大な絵画やスケッチの複製がホックニーの解説とともに掲載。さらに
多くの古文書や近現代文書の抜粋が、一層興味深いものとして示されている。
主な掲載作家は、カラヴァッジョ、デューラー、ベラスケス、ファン・エイク、
ホルバイン、レオナルド・ダ・ヴィンチ、アングルなど。豊富な図版、詳細な解
説は、美術学的にも必携の大著。
世界中で一大センセーションを巻き起こした美術史における新発見。
■図版:510点(カラー図版422点)
内容(「BOOK」データベースより)
西洋絵画における巨匠たちの作品制作に鏡やレンズがいかに用いられたか。
内容(「MARC」データベースより)
画家デイヴィッド・ホックニーが、自身のスケッチ、絵画、写真を実験的に用いながら、遠近法と明暗法の開発に至るまでルネサンス期の芸術家がどのように鏡とレンズを用いていたかを実証し、巨匠たちの秘められた技法を紹介。
抜粋
1999年の早い時期にカメラ・ルシーダを用いてデッサンを試みた。ア
ングルが19世紀はじめに、発明されて間もないこのささやかな光学装置を用いた
かもしれないと思い、それを確かめようとしたのである。ロンドンのナショナ
ル・ギャラリーでアングルの肖像画展を見たおり、素描がきわめて小さいこと、
それにもかかわらず不思議なくらい「正確」なのに驚く一方、好奇心を刺激され
た。それだけ正確にデッサンするのがどれほど難しいかは、身に沁みてわかって
いる。アングルはどのように描いたのか、考えてみた。その結果、この本を書く
ことになった。--本文より
ングルが19世紀はじめに、発明されて間もないこのささやかな光学装置を用いた
かもしれないと思い、それを確かめようとしたのである。ロンドンのナショナ
ル・ギャラリーでアングルの肖像画展を見たおり、素描がきわめて小さいこと、
それにもかかわらず不思議なくらい「正確」なのに驚く一方、好奇心を刺激され
た。それだけ正確にデッサンするのがどれほど難しいかは、身に沁みてわかって
いる。アングルはどのように描いたのか、考えてみた。その結果、この本を書く
ことになった。--本文より