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7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
「君へ。」の続編と言えるかもしれません,
By muiku (Swansae, UK) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 秘密。―私と私のあいだの十二話 (ダ・ヴィンチ・ブックス) (文庫)
エッセイではなく短編集ですが、日本テレコムShortTheater「心をつなぐ言葉たち」ほかをまとめたものとのことです。一人の作家が2編ずつ書いていて2つで1セット。2名の登場人物の視点から同じストーリーを描いています。例えば、はじめの吉田修一さんの作品は運送会社の配達人と荷物を受け取る人。異なる話が交差していたり、違う視点で描かれたり、とてもおもしろい趣向です。 個人的に好きなのは(どれも好きですが)森絵都さんの「彼女の彼の[彼の彼女の]特別な日」かな。男女の出会いが描かれています。
5つ星のうち 3.0
サクッと読めて、意外と楽しめる小篇集,
By
レビュー対象商品: 秘密。―私と私のあいだの十二話 (ダ・ヴィンチ・ブックス) (文庫)
伊坂幸太郎さん、北村薫さん、有栖川有栖さんなどジャンルも作風も異なる12名の作家さんの12編の小篇。特徴的なのはそれぞれのストーリーが、登場人物の2人のそれぞれの視点から語られる2つの作品で1つのものとしていること。A面小説、B面小説といった具合。 ストーリーにも作家ごとに濃淡があって、クスッと笑えるものから、気分が沈んでしまいそうになるものまで。ちょっとごっちゃ過ぎるのと、1編1編が短編というよりはショートショートに近いので、さくっと読めますが、正直なところ物足りない感じの方が強かったです。 個人的に好きなのは、 元彼の結婚式の帰りにバーで沈む女性と、その女性に無き祖母の面影を抱いた男性「彼女の彼の特別な日/彼の彼女の特別な日」森絵都さん。 電話をしている間に書いたメモやこねくり回した電話コードが芸術になる電話アーティストに関わる二人「電話アーティストの甥/電話アーティストの恋人」小川洋子さん 周りのファンに囲まれた二枚目俳優とその恋人「お江戸に咲いた灼熱の花/ダーリンは演技派」三浦しをんさん 普段、あまり読まない3人の作品が気に入りました。
7 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
小粋な短編集,
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レビュー対象商品: 秘密。―私と私のあいだの十二話 (ダ・ヴィンチ・ブックス) (文庫)
同じものでも見方によって全然違う。一つの事件も当事者間でその意味は全然違う。立場の違う二人の目から見た一つのできごと。それぞれがとても短い独白で思わずニヤリとしたりホロッとしたり。電話が小道具に使われる話が多いのは元々スポンサー付きの記事だからかもしれないが、声だけでつながって互いの姿が見えないというシチュエーションはこの短編集のコンセプトにふさわしい。というか多分、電話を使うというところから生まれたコンセプト?いずれにしても各作家の特徴がよく現れた小粋な短編集でとても楽しめました。
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