「金函玉鏡」は、いたってシンプルでわかりやすい方位術です。
ただでさえシンプルな方法なのに、著者が更にわかりやすく解説してくれているので、
理解するのがとても楽でした。
方位盤を作成しなくても、巻末の早見表を見れば大丈夫。
早見表しか載っていなかったら、物足りなさを感じていたかもしれないと思うので、
方位盤の作成方法から述べられていて良かったです。
好印象だったのは、著者が方位術に対して過剰な宣伝をしていないところ。
巷には「どんな願いも叶う最強の開運法」と謡っているものが多くありますが、
著者は、そんな大仰な言い方はしていません。
「明らかに実力、努力不足では、方位術で願望達成しようとしても無理な話」と、
常識の範疇で語っています。
方位術の使用例も「1回やっただけで人生薔薇色になりました」みたいな、
奇蹟のような話が載っているわけでなく、地道な積み重ねや本人の努力についても
言及されており、地に足の着いた内容となっていて安心です。
反対に方位術のエピソードがあまりに劇的でないので、
「本当に方位術の効果なのかな?」と思ってしまいましたが、
とにかく自分でやって確かめないことには真相はわかりませんね。