お金の本で理論や実践や失敗等々、各々その一方向から書かれている本は沢山ありますが、それらの間にあるもの?(うまく表現できないのですが簡単に言ってしまえば行動とか結果の原因や思考)が解明されているのは稀のように思います。理論はこうです、実践はこうです、と別個に説明されてはいるものの、では理論に基づき実際には何をすればよいか、書かれていることを実践してみたもののどういう考え方に基づいているのか表面はわかってても根っこのところでわかっていないから実践例どおりにしかできない(実際には例どおりのことは少ないから実践できることも少ない)。この本でお金に潜むワナが解き明かされることによって、私の中で理論と実践で別個に理解していたものがつながり、今までお金に関しなんとなくモヤモヤっとしていたものがストッンとはがれ落ちたような気がします。また本に登場した豊富な例では人間の思考は気持ちよいくらい都合よくできていることにも感心。ちなみに各章の最初にあるクイズは全問正解だろうと自信満々に思っていましたが、見事にひっかかりました。