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科学論入門 (岩波新書)
 
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科学論入門 (岩波新書) [新書]

佐々木 力
5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 798 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

臓器移植や原子力など,科学技術が高度化・専門化へと突き進む一方,科学のあり方についての科学者自身の無自覚が批判されている.われわれがその受益者とも被害者ともなりうる科学技術をどのように捉え,いかに対処してゆくべきなのか.科学の歴史を跡づけてその本質を解き明かし,21世紀のための新たな科学技術像を提示する.

内容(「BOOK」データベースより)

臓器移植や原子力など、科学技術が高度化・専門化へと突き進むなか、その意味があらためて問い直されている。いま求められているのは、西欧近代科学が成立した十七世紀以来、また日本でいえば本格的近代化が始まった明治維新以来の抜本的転換ではないのか。気鋭の科学史家が、二十一世紀のための新しい総合的科学技術像を提起する。

登録情報

  • 新書: 228ページ
  • 出版社: 岩波書店 (1996/8/21)
  • ISBN-10: 4004304571
  • ISBN-13: 978-4004304579
  • 発売日: 1996/8/21
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
3章あたりまでは初心者向けに丁寧に書かれているのだが、4章あたりから急に力尽きたのか○○主義などと説明もなく言葉が使われ始め、誰がどう述べたという記述が多くなる。それぞれの記述内容がどのようにつながっているのかの説明がないため、急に名言集のような印象になってしまっている。
入門というよりは、著者の研究ノートのようになってしまった。新書である以上、素人向けであることに注意していただきたい。
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形式:新書
「入門」書ということだが、背後に膨大な知識の体系があり、それを前提として書かれているので、難しいところもある。
著者は「本書の課題は、ごく理性的な姿勢から、これまでに幾分つちかってきた科学史の知識を動員し、現代の焦眉の問題である科学技術に対する基本的態度を模索し、確立すること」(p.221)と述べている。
古代ギリシャ時代の科学から現代の脳死、原子力発電所、環境問題まで科学と技術の歴史を駆け抜ける。登場する人物は、アルキメデス、アリストテレス、ユークリッド、ニュートン、デカルト、ベンサム、ガリレオ、ヒルベルト、マルクス、シュンペーター、アインシュタイン等々。科学論の先学の研究もベースにしている。ニーダム、クーン、ヴィーコ、ハーバーマス、ツィルゼル、等々。
多くを学んだが、共感できる叙述がいくつかあった。経済学への数学の適用が当初の思惑とは反対に、経済学の学問的内容を貧しいものにしてしまったとの指摘(p.7)、マルクスがソ連解体後、葬り去られつつあるが、誠実な再検討に値する内容をもっているとの指摘(p.119)、技術が社会的環境から自由でないとの指摘、随所にみられる科学の可謬性の指摘、技術制度化の「インフォームド・コンセント」、「環境社会主義」の提案などである。
このレビューは参考になりましたか?
31 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
科学(+技術)について多少なりとも体系だった、感情論ではない思考をするためには、著者の考える通り、本書に述べられている程度のことは基礎知識として踏まえておく必要があるのだろう。本書の中でそこから導かれる結論に異論があり得るにしても(私などは、この著者が大衆に裏切られたという実感を持ったら西部邁になるのかな、と邪推してしまう)、入門書として素晴らしい出来栄えだと思う。
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