フランスの数学者・物理学者であるポアンカレが、故人となった同時代の科学者たちの生涯・業績を紹介した評伝集。
登場する人物は、ピエール・キュリー(物理学)、シャルル・エルミート(数学)、エルヴェ・フェイ(天文学)、カール・ワイエルシュトラス(数学)、マルセラン・ベルテロ(化学)、ケルヴィン卿(熱力学)、エドモン・ラゲール(数学)、モーリス・ローイ(天文学)、ジョルジュ・アルファン(数学)、フェリックス・チスラン(天文学)、ジョゼフ・ルイ・フランソワ・ベルトラン(数学)、オクターヴ・グレアール(文学史家)、シュリ・プリュドム(詩人)、など。
それぞれの学者の仕事とその意義が簡潔に述べられ、ポアンカレのフランスへの愛、科学への献身がよく伝わる。旧仮名遣いと旧字体ではあるが、ほとんど苦にならない。