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科学技術社会論の技法
 
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科学技術社会論の技法 [単行本]

藤垣 裕子
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

BSE、薬害エイズ、もんじゅ裁判―科学/技術と社会の狭間にある問題を扱うために必要な技法とは?STSの具体的事例から方法論・思想までを解説した初のテキスト。

内容(「MARC」データベースより)

BSE、薬害エイズ、もんじゅ裁判-。科学/技術と社会の狭間にある問題を扱うために必要な技法とは? STS(科学技術社会論)の具体的事例から方法論・思想までを解説した初のテキスト。

登録情報

  • 単行本: 292ページ
  • 出版社: 東京大学出版会 (2005/11)
  • ISBN-10: 4130032046
  • ISBN-13: 978-4130032049
  • 発売日: 2005/11
  • 商品の寸法: 20.8 x 15 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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形式:単行本|Amazonが確認した購入
「サイエンス(アンド・テクノロジー)スタディーズ」なのか「サイエンス・テクノロジー・アンド・ソサイエティー」なのか、この新分野の名称はまだ不確定、というよりますます不確定になりつつあるようです。「科学技術社会論」という訳は後者のイメージなんでしょうね。

このテキストを一読して思ったのは、前者と後者は同一分野の異なった名称というよりも志向性そのものの相違をあらわしているのか?ということでした。前者の名称を冠した英文テキストはどれも「社会と科学の境界領域」に限らず科学者のコミュニティ内部や科学者の研究プロセスにまで目を向けるし、理論的問題意識を重視した構成になっているのに対して、この『科学技術社会論の技法』では境界領域の問題のみに注目し、科学政策論的志向性が前面に押し出されています。それは強調点の違い以上のことのように僕には思われました。

このテキストは「科学技術の引き起こす諸問題に我々はいかに対処すべきか」という問題をめぐる渾身の力作というべきですが、現代科学論の哲学的・社会理論的含意に興味のある僕には物足りなかったですね。でも二番煎じではないオリジナリティに日本の科学論者の底力を見た思い。続編を大いに期待!

中身は、水俣病、イタイイタイ病、もんじゅ事故など多くは日本国内で起きた科学と社会の境界領域事象を取り上げて分析するという内容。司法がらみの問題なため、どうしても法的にテクニカルな論点も多くならざるを得なくなりますが(というよりまさにその点こそが問題の核心であったりもするわけですが)知的刺激は十分に受けました。事象から汲み取るべき問題はこうである、みたいな押し付けがなく、読むひとごとの問題意識を育める書かれ方になっていると思います。
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By Cossack
形式:単行本
本書の内容を端的に言えば、企業の社会的責任(CSR=Corporate Social Responsibility)になぞらえて
「科学者の社会的責任」ということになろうかと思います。

科学者は自らの属するジャーナル共同体に受け入れられる研究に熱中するあまり、社会と接点をもちたがらない傾向があること。
しかしながら、現代の社会問題には科学者が判断しなければならない局面があること。
判断する際に不確実な(未解明の)事象が含まれることが多く、その時点で一応正しいと思われる選択肢を選ばざるをえないこと。
おおむねこれが本書の主旨になると思います。
これらのことを指摘したのは本書が最初ではないでしょうか。
非常に斬新です。

本書は理論的な内容を極力抑え、実例をふんだんに盛り込んでいます。
そのため、非常にわかりやすいです。
社会と科学の関わり合いについて興味のある方は一読をおすすめします。
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