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最も参考になったカスタマーレビュー
7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
「知性の限界」「理性の限界」が出版された時点で価値を失ったと思います,
By
レビュー対象商品: 科学哲学のすすめ (単行本)
内容としては申し分ありません。が、同じ著者の 知性の限界――不可測性・不確実性・不可知性 (講談社現代新書) 理性の限界――不可能性・不確定性・不完全性 (講談社現代新書)が出版されている今、読む価値はないと思います。それにしても上記両書とも、ある程度の深堀はされているとはいえ本書との重複部分が多いです。筆者はここまで同じ内容のものを出して、なんとも思わないのでしょうか?
49 人中、25人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
すごい!まったく新しいタイプの科学書,
By もも - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 科学哲学のすすめ (単行本)
文系の人間にとって、科学はバベルの塔のようなものだ。日頃恩恵に与りながら、「あんな人間を無視したような建物はいつか崩壊するんだ」と、どこかで恨んでいる。そんな文系人間に、本書は、科学も人間が創ってきた文化であることを認識させてくれる。科学の表にも裏にも、私たち人間の毎日の生活がある。なじみのある事件から始まる章の構成もまた、無意識のうちに、科学が私たちの日常の中にあるものだということを気づかせてくれる。読み終わったときには、文系人間が科学書を読破した達成感などではなく、むしろ、もう読み続けられない寂寞とした気持ちが残る。毎日一話、こんな話を永遠に読むことができたら、人間、もう少し理性を保てるようになるかもしれないのにと思う。 科学の進歩を疎ましく思いながらも、当たり前のように「科学」にどっぷりつかった日常を送る人間と、科学に畏敬の念をもち、真摯に立ち向かおうと心砕く科学者、その両方の人間を手玉にとって毎日の糧を得る文化人…。科学に対する認識だけではなく、科学を取り巻く人間模様も浮かび上がらせた、まったく新しいタイプの科学書である。
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