空想科学読本でお馴染みの著者が、日常生活でいかに「科学バカ」な人生を
送っているか、その折々の様を自ら公にしたエッセイ集です。
科学的な知識をベースに、様々な事象に対して考察・計算を繰り返してしまう、
そんな性分の彼が試したあれこれを、「よくやるよな・・・」的感慨を持ちながら
読者は思わず「ニヤッと」してしまうのです。個人的な印象では、「科学」という
よりも、「計算」がスゴイ、と思いました。それを、大変親しみやすい文章で
著されているので、私立文系の数字オンチな筆者でも、あっという間に読了して
しまいました。
他に、印象に残ったのが、様々な例に出てくる人物が、「速さ」ではカール・ルイス、
「デカさ」ではジャイアント馬場、で、筆者はごく自然に理解し読み進めることが
できたのですが、実は現代の20歳台以下の方々には、カール・ルイスもジャイアント
馬場もさっぱり判らない・・・・・・とう事実。言われてみれば、そうかも知れませんね。
(それでは、「シェイプアップ乱!」のカール・ルイ子も、ワカンナイでしょうね)