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科学コミュニケーション-理科の<考え方>をひらく (平凡社新書)
 
 

科学コミュニケーション-理科の<考え方>をひらく (平凡社新書) [新書]

岸田 一隆
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

そもそも人間は論理的ではなく、日本人の科学への関心は低い。ますます必要とされるのに、どうすればいいのか。科学と人間のあり方を根本から問い直す、新しい「科学コミュニケーション」論。

内容(「BOOK」データベースより)

科学の専門家と一般の人をつなぐ―そんな試みが、いま世界中で行われている。だが、なぜ科学と向き合う必要があるのだろうか。そもそも、どうして科学はわかりにくいのか。“人間”と“科学”を改めて見つめ直すなかで、科学と、科学とともに歩むことの意味を考える。

登録情報

  • 新書: 264ページ
  • 出版社: 平凡社 (2011/2/16)
  • ISBN-10: 4582855733
  • ISBN-13: 978-4582855739
  • 発売日: 2011/2/16
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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By 餅太郎 トップ1000レビュアー
まず面白かったのは、
2章の「人は生まれながらにして文系」の項にある
3つのテストだ。

簡単な論理テストなのだが、
それぞれ以下のような設定で立てられている。
・トランプの裏と表
・乗り物を使ってニューヨークへ行く話
・ビールを飲むことと法律について

論理的には、まったく同じ意味を問うテストなのに、
自分に身近であるほど、正解率が高くなるという。
つまり、純粋に論理で考えるよりも、
暮らしのなかのきまりごとなどに
われわれは、強く影響を受けているのだという。

そんな、非論理的な人間が、いま叫ばれているように、
なぜ科学を知る必要があるのか?
そして、どうやれば多くの人が科学に関心をもてるのか?

自然環境がどんどん壊れていく中で、
人間のあり方の根っこから、
もう一度とらえなおして、
そのうえで、地球環境までのことを考えていこうとする
著者のスタンスは、迂遠かもしれないが、
意外と近道なのかもしれない。

どんどん読めて、読みながら考えられる本。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Gori トップ500レビュアー VINE™ メンバー
科学はどんどん細分化して文系だけでなく、理系同士でも専門が違えば分からなくなっている。
それは不幸なことである。
著者の低c称する科学コミュニケーションは絶対に必要である。
学際的な研究でこれを補う試みはもう始まっているだろうが、
それ以外に必ず必要なのが素人への説明である。
事業仕分けなどというのがあって、民主主義の世界では説明なしに
研究費を捻出するのは無理である。

ところで著者の言うようにコミュニケーションには2種類ある。
一つは結論をだすためのコミュニケーション、議論と言い換えても良いかもしれない。
もうひとつはただ話すのが目的のコミュニケーションである。雑談と言い換えられるかもしれない。
この議論と雑談、科学コミュニケーションにとっては両方大切だという説には深く首肯する。

求められているのはかつての寺田寅彦のような人物である。
もちろん文系側からの寺田寅彦が現れるのも必要なことである。

ところで私は「生物多様性」が「科学的な観点から」なぜ大切なのか知りたいのであるが、
いくら探しても「情緒的観点」からの解説しか見つからないのである。
いや「科学的観点」から書いたものを二つ見つけたが、納得できないのである。
どなたか教えてください。
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By Kana
科学者と一般人とのコミュニケーションについての本だが,理科系の自分にとってはかんがえてもいなかった部分がある. こどもに科学がきらわれていることは感じていた. しかし,この本ではとくに物理がきらわれているが,その理由がそれがむずかしいことにあって,著者の分析によれば物理が論理的であり抽象数学的で知覚との対応がつかないことだという. たしかに相対性理論や量子力学を知覚するのは困難だが,高校までの物理は論理というより直感的なものだとかんがえてきたので,私の理解とは正反対だ. このギャップをどうやってうめればよいかはわからないが,うめるべきギャップに気づかせてくれた.
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