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前半は、科学のキホンとなる考え方を紹介している。たとえば、科学の理論は「原理・仮説」「法則」「保存則」の三つに大きくわけられることや、科学では「対称性(不変性)」が大切、といったことなど。
中盤以降は科学の過去・現在・未来の姿を見せていく。自然哲学が科学へとどのようにかわっていったのか。いまの科学(宇宙論や生命起源、非線形など)はどういったものか。未来の科学のどうあるべきか、を示している。
よく、科学者はみずからの専門分野に没頭しがちだと耳にする。けれども著者は、自分の専門(宇宙)ではない分野の科学も積極的に知ろうとしている。科学全体を見渡しているから、この本のような「科学とは何か」といった大きなテーマも語ることができる。
理系に進むか文系に進むか迷っている若い方には、理系(科学)について考えるよい材料になるだろう。また、親や先生など子供を教育する立場の方にとっても、「科学とはなにか」を子供たちに伝える材料を多く得られることだろう。
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