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5つ星のうち 5.0
なんと言っても主人公・小鳩のキャラが秀逸。大好きなシリーズ第3弾,
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レビュー対象商品: 秋期限定栗きんとん事件〈上〉 (創元推理文庫) (文庫)
「小市民」にあこがれながらも、解答をさがしてしまう推理癖をもつ主人公。小鳩常悟朗。小山内ゆきとの関係解消したとたんに普通の女の子に告白されてつきあいだすのですが、「小市民」としての恋人関係を楽しみながらも、つい謎解きをしてしまいそうになるところや、二股かけられた彼女に「人間失格」と言われてしまう、謎には興味はあっても人間そのものにはほとんど興味がない、その性格が大好きです。今回は連続放火事件とそれを追う新聞部が舞台で、あまりメインストーリに小鳩君は絡みませんが、新しい彼女との微妙な関係が幕間のように挟まれながら、放火事件にあの小山内ゆきが絡んでるらしい展開になっていきます.けっきょく小市民にはなれないと悟り、自分を理解できる相手がいることの大事さを知ります.最後の「桜庵」で栗きんとんをたべなからの小鳩と小山内の会話は秀逸!。ぜひ「小市民」シリーズの続編を読みたいです.
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
「あなたがわたしのシロップなのよ」,
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レビュー対象商品: 秋期限定栗きんとん事件〈上〉 (創元推理文庫) (文庫)
本作では、連続放火事件に共通項を見出し、独自に調査をすすめる新聞部員・瓜野君のパートと、彼女(!)となった仲丸のために小鳩くんが謎を解く《日常の謎》のパートが、交互に展開されます。 二つのパートの関連については直接的な説明はありませんが、 裏で暗躍する「あの人」の思惑によって繋がっているのかどうか……、 その辺りの真相は、下巻に持ち越しとなります。 いっぽう、今回はデート中に二つの謎を解く小鳩くん。 満員バスのなかで、誤って降車ブザーを押したのは、女子学生と老女のどちらなのか? 仲丸の兄が住むアパートの部屋の窓が割られていたのに、何も盗まれなかったのはなぜか? 個人的には、前者の謎解きが印象的でした。 バスが市内一律料金であることや、市内学割定期券と敬老パスの存在など、謎を 解くための手がかりが、必要十分に説明されたうえで、絶妙に配置されています。 特に、「犯人」を特定する手がかりと思われたある人物の振舞いが、観察の範囲を 広げることで、「容疑者」を消去する手がかりに変わるという仕掛けはお見事でした。 不可解な連続放火事件を繋ぐミッシング・リンク(動機)とは、果たして何なのか? そして、小鳩くんと小佐内さんはいつ再会するのか? 下巻の刊行が待ち遠しいです。
14 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
二人のそれぞれ,
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レビュー対象商品: 秋期限定栗きんとん事件〈上〉 (創元推理文庫) (文庫)
シリーズの第3弾。今回は上下巻の分冊刊行である。とりあえず、上巻だけ読んだ時点でこれを書いているのだが、なんだか下巻を買いに行こうという気が起きない。 もちろん、上巻だけで完結してしまっているわけではなく、これから事件の山場がやってくるはずなのだが… ひとつには、ミステリとしての質の問題があるだろう。「放火事件」の謎が弱いのだ。真相への関心が涌かない。 また、米澤さんの文章というか世界観が変質しつつあるのも事実だろう。これまではふんわりした読み心地とショッキングな事件・真相というギャップが面白かったのが、前者が薄れつつあるように思う。 とはいえ、上巻だけ読んでとやかく言っていても仕方ないから、頑張って下巻を読んでみなくては。
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