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9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
学友たちの血で血を洗う死闘,
By 蓮珠 (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 私説三国志 天の華・地の風 2巻 (fukkan.com) (単行本(ソフトカバー))
徐庶、ホウ統、そして孔明。彼らは、かつては司馬徽の学問所で机を並べて切磋琢磨した学友であった。互いにライバル心はあったとしても、そこには憎悪はなかったはずである。それが、戦乱の中で、血で血を洗う死闘を演じることになるとは誰が予想したであろうか。手酷い裏切り、それに対する凄惨な復讐。彼らの関係はもはや修復不可能であった。通常の三国志小説であれば、徐庶など途中で消えてしまうし、ホウ統も影が薄いので、こういった展開は非常に珍しく、作者の独創性の見せ所だと思います。江森三国志の徐庶は最終巻まで出てきますし、ホウ統も影が薄いどころのさわぎではありません。彼こそが、臥龍を地におとしめることになるのです。けれど、ホウ統の孔明への憎悪は故なきことではなく、むしろ堂々と正当性を主張できる気がします。孔明に対する罠をはりめぐらせるホウ統ですが、残念なことに、如何せんどん底を知らないお坊ちゃま育ちゆえ、最後のつめが甘かった。孔明がとったのは、人の血が通っているとは思えないほどの残酷な措置。そうと知りつつ、孔明の思惑通りに行動するフェイメイ。そうまでしなければ、孔明の中で生きることはできないのだから。 劉備陣営内部の権力闘争という、今まで誰も注目しなかった問題を描いた第二巻です。
8 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
どなたかはX・FILEと呼んだ........。でも、”偉業”です!,
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レビュー対象商品: 私説三国志 天の華・地の風〈2〉 (単行本)
数ある三国志本のなかでも手にするのが恐い、諸葛亮孔明を”ヒロイン”にした小説ジュネ出身の耽美長篇。歴史の裏側に張った伏線が鮮やか!.....だが長過ぎる連載で忘れてしまったのか、その伏線の辻褄が多少ずれてる箇所もあるし、ヘンな日本語も......。しかし、読後は明らかに歴史の切なさが残るし、人生が浮び上がってくる。まさにこの世は因果応報。でも主人公御本人はあの世で気を失ってるだろうな....。DVD化もされたNHK人形劇を観ながらほくそ笑んでください'。
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