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19 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
美しい孔明,
By
レビュー対象商品: 私説三国志 天の華・地の風〈1〉 (単行本)
僕は、栗本薫さんの大ファンのなので、その流れで本書を手に取った。というだけで、わかる人にはわかるはず(笑)。僕は男性なので、JUNE系は必ずしも好きではないが、この孔明の匂うような色香には、参った(笑)。というのは、僕の三国志初体験は、まだ小学生の頃にアニメの三国志があって(物凄く出来が良かった)、その孔明が、ほとんど美少女のようで化粧バリバリのキャラクターでした。時代を先取りしていたなーと感心しますが、だから、僕にとっての孔明の原型は、それなんです。その期待を裏切らない(笑)。特に周喩の孔明への嫉妬ぶりは、感動的ですらある(笑)。また孔明以外の男性たちが、基本的に征服欲を持って孔明に対峙するところ、そして、彼がその征服欲を手玉にとって行くところが見事な心理描写です。濡れ場が、すべて異なる心理的背景を持つように書き分けられている点も、見事だと思います。これはこれでなかなか面白い三国志だと思いました。
12 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
もっとも人間味あふれる三国志,
By 蓮珠 (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 私説三国志 天の華・地の風 1巻 (fukkan.com) (単行本(ソフトカバー))
武将同士の一騎打ちや軍師たちの知略戦が華であったこれまでの三国志小説と違い、人間の弱さや恋情、権力闘争など、どろどろとした内面をテーマにした最も人間味あふれる三国志です。主役はかの諸葛亮ですが、性格がこれまでの孔明像とはかけ離れています。確かに神算鬼謀の悪魔の頭脳の持ち主なのですが、性質は陰険であり誠実さは欠片もなく、しかも内部で男の人格と女の人格が同居しており、そのせいか女に対してはどこまでも残酷になれる人間です。幼少時の傷から、このようなエキセントリックな性格になったようなのですが、男としては広大な中華を足下にひれ伏させたいと望む権力の権化であり、女としては誰かに深く愛されたいとの渇望を抱いています。しかし、いざその渇望が叶えられたとなると、今度は身動きがとれなくなっている自分に気づき、制御不可能な恋情の呪縛から逃れるために、自らを棘の道へと追い込んでいきます。 この作品は「孔明死す。享年54」などの史実は動かないのですが、そこに至る経緯や原因が大きく異なり、全く別の物語になっています。また演義では、北伐で唐突に出てきた孔明の腹心斐緒や空城の計の童子、ほとんど出てこない諸葛均や孔明の側室たちにもきちんと人格が与えられ、孔明も冷酷でありながら、哀しさを漂わせている人間で、ぜひ読んでみてほしい作品です。
17 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
毛嫌いせずに、一読です!!,
By ちか - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 私説三国志 天の華・地の風 1巻 (fukkan.com) (単行本(ソフトカバー))
同性愛をテーマにした雑誌に連載されていたとあって冒頭から過激に展開するが、諸葛亮孔明を主人公に、女性の作者らしい匂い立つような色香が漂う、歴史小説としては異質の傑作。数ある三国志本の諸葛像の、聖人善としたイメージの裏の顔を独創的な想像力で描き、戦乱の世を生き抜く為に戦い続ける「悪女」としての存在が新鮮。歴史というジャンルに生まれるスキに張り巡らされた伏線は見事で、人間の暗部がくっきりと浮かび上がる。正史、通説などを読み込んだ上でのこのオリジナリティーは類を見ない偉業で、その点でもっと広く認められるべき作品。
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5つ星のうち 4.0
三国志×白夜行の面白さ!?
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投稿日: 5か月前 投稿者: カフェインれす
5つ星のうち 5.0
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投稿日: 14か月前 投稿者: 竜崎
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