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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
これはハーレムですか?はい、群雄割拠です,
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レビュー対象商品: 私立!三十三間堂学院 (電撃文庫) (文庫)
『私立!三十三間堂学院』です。学園ラブコメではありません。学園だけど、ラブ要素なんてほとんど無いし、ドタバタしてはいるけど、コメディでもないっぽいです。 女子高の中に、完璧超人っぽい男子一人が入ったことにより、女子生徒たちが天下統一ならぬ黒一点をめぐって群雄割拠するというものです。いわゆる「ハーレムもの」を期待したらハズレます。いや、最初からハーレムなんですけどね。主人公に美味しい部分が無いだけで。 主人公の男子は、完璧すぎて感情移入できない、という向きもあるでしょうが、本作ではあくまでも景品みたいなもので、感情移入して読むものではないと思います。彼も含めて特定の誰かに視点を重ねて読むのではなく、群像劇としてみんなの駆け引き等を楽しむものでしょうね。 あと、仏教系蘊蓄もみどころ。 単なるハーレムではなく、ひねってあること。そして群雄割拠として読めば、ちゃんと書かれていてそれなりに面白い。 細かい点をいえば、最後の解決方法が、主人公の鶴の一声のあの内容というのは、ちょっと燃え切れなかった感もありますけど。 更に贅沢を言うならば、巻頭カラー口絵でかなりの数のキャラが紹介されているのですが、メインは抑えてあるといってもそれでもまだ名前の出てきた生徒はいっぱいいて、頭に入りきらなかったです。 よくよく考えてみれば、ラノベではハーレムラブコメなんてのは鉄板級の定番ですが、現実にハーレムとなったら、昼ドラ真っ青の女同士のドロドロ醜い争いになだれこむのが現実という気がします。そういう意味では一般的なハーレムラブコメはご都合主義だし、本作は冒険的だけどある意味深い部分をえぐっているのかもしれません。★3。
7 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
読み方次第で評価が変わる,
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レビュー対象商品: 私立!三十三間堂学院 (電撃文庫) (文庫)
厨設定かと思うような完璧主人公な上に出番も少なく、少々感情移入しづらいです。加えて物語の中心は主人公から離れたところにあります。あらすじ等からよくあるハーレムラブコメを想像してしまうだろうけど、そういう内容を期待して読むと正直地雷です。私も初見は期待外れのような感想を抱きましたwではなんなのかというと、この作品は群像劇に近いです。今作の主人公は「賞品」であり、それを手に入れるための女たちの戦いが描かれています。そこを中心にして見ると、主人公を手に入れる為に各々が取る手段やその心理などがしっかり描かれていて非常に面白いです。 難点は登場人物の多さです。各登場人物はステレオタイプに描かれている分かなり書き分けがされていますが、それでも人物が多すぎるため混乱してしまいます。シリーズ一巻にも関わらずこれだけ人物が出ていれば仕方がないのかもしれませんが。
11 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
気にしたら負け。,
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レビュー対象商品: 私立!三十三間堂学院 (電撃文庫) (文庫)
主人公の後白河法行は両親が死んで、遠縁の花音の家に引き取られる事になった。転校先の学校はちょっと前まで女子校、男子は法行一人。 そんな中、生徒会長がいきなり真剣突きつけて交際迫り、再会した幼馴染は会長に反発して反乱軍とか結成。 そんなこんなで女子校生ワンサカ登場の学園ラブ・コメディが始まる。 評価の難しい作品。誤解を恐れずにいえば女性向けの作品なのだろうか。 あとがきを読むに「設定ありき」の作品のようだから、正直普通のライトノベルを読んでいる方は受け入れにくいのではなかろうか。 まず三十一人キャラを登場させるのが望みで、作品自体にはまるでメッセージ性がないので購入にはその点である程度の覚悟がないといけないだろう。 そしてこの作品の主人公、後白河法行は女性からみる男性の理想系であり、同じ男性として読むなら受け入れにくい部分が確かにある。 清濁合わせて人間だと私は常々思っているので、これほどの完璧超人はさすがに人間としてみると感情移入できなかった。 そして登場人物の数だが、十一人はさすがに一巻にしては登場しすぎだと感じた。 裏の設定まで知っている著者ならいいが、初めて読むこちらとしては誰が誰だかで物語の流れに乗っていける人間は稀なのではないだろうか。 この著者の過去作品を全て読んだ一ファンとして盲信せずにいうなら、この作品はこれまでのものと比べると評価が著しく下がる。 増刷もされていて売れているのかもしれないが、個人的にノベルとしていうなら人に薦められる作品ではないのが残念。 この作品に関しては、細かいことを気にするタイプの読者は負けなんだと感じた。 イラストや設定、物語の勢いで一冊乗り切れるタイプの読者にオススメする。
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