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私家版・ユダヤ文化論 (文春新書)
 
 

私家版・ユダヤ文化論 (文春新書) [新書]

内田 樹
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (34件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

商品の説明

第6回(2007年) 小林秀雄賞受賞

内容(「BOOK」データベースより)

ノーベル賞受賞者を多数輩出するように、ユダヤ人はどうして知性的なのか。そして「なぜ、ユダヤ人は迫害されるのか」。サルトル、レヴィナスらの思想を検討しながら人類史上の難問に挑む。

登録情報

  • 新書: 241ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2006/07)
  • ISBN-10: 4166605194
  • ISBN-13: 978-4166605194
  • 発売日: 2006/07
  • 商品の寸法: 17.2 x 11 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (34件のカスタマーレビュー)
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7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
内田先生とユダヤ人に両方、少しずつ興味があったので購入しました。
購入してからしばらくほっといたのですが、休日で暇を持て余した手に取って読み始めたら一日でした。
読み始めたら止まらない!!
まるで推理小説かなにかのような中毒性があります。

様々なところに、最後の結論となる伏線を用意し、最後の結論、つまりユダヤ人とは○○○○○であるとの指摘はエクスタシーを感ぜずにはいられません。
なるほど!!
そうか、そういう風に落とすんだぁ、とか。

そして内田先生と自分との圧倒的な差に落ち込んだりします。
この本は決して簡単ではありませんが、内田先生著の「寝ながら学べる構造主義」とか「現代思想のパフォーマンス」とか読んで
構造主義についての知識を蓄えておけば、なるほどなるほど、と読み進めていくことができると思われます。

ただ、先生自ら師と仰ぐレヴィナスの影響が結論に影響しすぎていることは否めません。
というか、内田先生の思考自体がレヴィナス及び構造主義的な雰囲気で、独自な意見というのはどこまであるのか?というのは疑問でした。
理解力があり、論理力があり、よって聡明であることはわかるのですが、著者自身の言葉は意外に少なく、下手をすると著者を著者の中でいわれる、反ユダヤ主義的な人間にカテゴライズしてしまいそうな欲望に負けそうになります。

この本は解説書的にすてきだなと思いました。
物足りないのは、中性っぽい冷静さが熱さをたえず押さえていたところです。
続きが読めるのでしたら、大爆発を起こした先生を期待いたします。
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29 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
 著者はあとがきでこう書いている。
 「私のユダヤ文化論の基本的立場は「ユダヤ人問題について正しく語れるような言語を非ユダヤ人は持っていない」というものである」
 この開き直りとも謙虚とも取れる立脚点こそ著者の慧眼であり、本書をユニークな読み物足らしめている。その論考はまるで、スフィンクスのなぞなぞ、あるいは禅問答のごとくである。“ユダヤ人”の存在は非ユダヤ人にとって「他者」そのものだ。ユダヤ人を規定しようとする試みは、非ユダヤ人の在りようを照射することにもなる。著者の言葉を借りれば“私たちはユダヤ人について語るときに必ずそれと知らずに自分自身を語ってしまう”。“ユダヤ人”とは、とても哲学的な存在なのである。
  ユダヤ人差別は僕自身実感を伴わないけど、例えば「在日」や「部落」差別について思うのは、そこに「他者」に対する畏怖(および羨望)の感情が存在するだろうことだ。「ユダヤ人が世界を支配している」といった過大評価は、相手を心底軽蔑しているのなら出てくるはずがない。それは明らかに、自分の矮小さ、「やらなきゃやられる」って感情の表れだろう。もちろんそこには、相手を知らないことの過剰反応もある。ユダヤ人は国民名でもなく、人種でもなく、ユダヤ教徒のことでもない、なんてことすら、実際この本を読むまで知らなかった。
  「解」の無い謎であると予め釘を刺しつつ、徹底的に考えること、お座なりにまとめようとしないってことが、他者を、そして自身を深く知ることなんだろうな。この本、“ユダヤ人”のことだけを考える本じゃないね。
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42 人中、31人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
イスラエルとヒズボラの戦闘のさなかに、この本を買って読み始めました。何よりも見事なのは、著者の文体です。高度な内容なのに、読んでいて眠くならない。引き込まれます。「説明してやろう」という姿勢ではなく、自分にとっても難しいこの問題を書きつつ解きほぐしていこうとする、いわば著者自身の考える姿勢が、読む側に響いてきます。

どの章も面白いのですが、心に残ったのは、「反ユダヤ主義」を生む素地が、どんなに善良で、高潔な人間の中にもあるという指摘でした。正義感が短絡的な犯人探しへとつながることの恐ろしさは、マスコミ報道でよく目にするところです。それは自分の中にもあるという戒めだと、改めて心しました。
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マルクスに言及する意図は?
何はともあれおもしろかった。

第一章で「ユダヤ人とは誰か?』と問うて、
1.ユダヤ人とは国民名ではない... 続きを読む
投稿日: 2日前 投稿者: 虚無坊主
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この本は、非常に面白いです。
タイトルから中身が想像できなかったのですが、実はそのものズバリだったんですね。... 続きを読む
投稿日: 4か月前 投稿者: 街道を行く
つまりは・・・
 反ユダヤ主義者からの迫害を許容してしまう思考がユダヤ文化にはあって、まさにそれは長所であり短所でもあって、... 続きを読む
投稿日: 12か月前 投稿者: タカ
「反ユダヤ主義」の構造分析
本書は「ユダヤ人が迫害される理由は何故か」というアプローチ困難な問いに対して、... 続きを読む
投稿日: 19か月前 投稿者: 眼鏡越しの宙
ユダヤ人という名の他者
内田先生の本を最初に購入したのがこの「私家版・ユダヤ文化論」でした。「私家版」というユニークな書き出しの表題に惹かれ、手にとってペラペラとページをめくるうち、目く... 続きを読む
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内田先生、独特の視点で語られる
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... 続きを読む
投稿日: 2010/5/23 投稿者: catch23bb
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ユダヤ人はなぜ、迫害されるのか
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「ユダヤ人にはなぜ際立って有能な人物が多いのか」

本書の主題はこの2点である。... 続きを読む
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レヴューが 24もあるのか!!
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投稿日: 2009/10/14 投稿者: たいみそ
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