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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
興味深く読んだ,
By ミライ (神奈川県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 私一人 (単行本)
大竹しのぶさんは私と同じ、夫を亡くすという経験をしている。自叙伝だというので興味を持って読んだ。 さんまとの野田さんとのことも書いてあった。 本人の口から語られると離婚や離別の理由もよく分かる。 演劇のこと、恋愛と結婚のこと、生い立ちのこと、家族のこと、旅行のことなど、一つのテーマを追いかける本としては、話が多岐に渡りすぎている感もあった。それから大竹しのぶさんという人はどことなく掴みどころがない人だと思っていたが、このエッセーを読んでもまだ大竹さんという人を理解できない感じ。良い母なのか悪い母なのか、悪女なのか天使なのか、性格が悪い人なのかいい人なのか…本当に益々わからない。 ただ一つわかったのは、おそらくこの人は、とてつもなくこの仕事が好きなのだろう。 それから、死別した夫とは特別なものがあって、なかなかそこを超える相手って現れないんだろうなってことも。
32 人中、27人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
このひとはいったいどういうひとなんだろう,
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レビュー対象商品: 私一人 (単行本)
女房が薦めるので、読んでみた。大竹しのぶは1957年生まれの48歳。彼女が17歳で「青春の門」で映画デビューしたとき筆者は中学生、大胆なラブシーンをどきどきしながら見たのを覚えている。ほぼ同世代、同じ時代を生きてきたこともあって、服部氏との死別、男女7人夏物語、さんまとの結婚、離婚など、折々で話題になったことどもが、それなりに懐かしい。 恋に仕事に育児に、人より何倍も濃い人生を歩んできたわりには全体に大変あっさりした印象である。最初の夫との死別、大竹自身の癌、どれも淡々としている。その一方で「おもったことはやる」(娘いまる氏評)強烈な性格。このひとはいったいどういうひとなんだろう。 たとえば、彼女は「男の人をずっと好きでいられない」という。これをわがままというのは、少しニュアンスがちがう気がする。恋愛感情は脳内物質の効き目の関係で3年くらいしか続かないと聞くが、そういう脳の状態変化にただ素直に反応している、そういう感じだ。 たとえば、有名なヌード写真集。あれがさんまとの離婚の直接の引き金となったそうだ。女房のハダカを世間に晒したくないさんまの気持ちは、男としてごく普通に理解できる。離婚したら子供がかわいそう、とも普通は考えるものだ。それを、人の気持ちなどなんのその、自分の脳がドーパミンを放出するままに生きている。そのようにしか見えない。 なのに御本人は「頭で考えて正しい行動をして、でもそのあと心が泣いている」というようなことをおっしゃる。ほとんど理解不能、である。 いや、理解しようとしてはいけないのかもしれない。本書を通して、大竹しのぶ、という人間をただ感じればよいのかもしれない。そして、そういう読み方は、実は決して不快ではない。このあたりが本書の不思議なところだ。 わが女房殿は本書を読み終えて目を潤ませていた。しかし泣くとこあったっけか?こちらも謎といえば謎である。
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
天職に出会った人,
By コンテッサ (西東京) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 私一人 (単行本)
大竹さんにとって女優は天職だと思う。その天職にどうやって出会って、どうやってチャンスを掴んだのか? その辺りに興味があって読み始めた。天職との出会いは彼女が高校生の時。当時人気が高かったフォーリーブス(ジャニーズの第1号?)の北公次のテレビ番組の相手役の募集に応募して、5700人の中から選ばれたことに始まる。ここで選ばれたのはすごいが、この番組では大勢の脇役の1人にすぎなかったという。しかし、その後すぐに『青春の門』の織江役に選ばれているから、最初から才能を開花させていたのではないかと思う。 すさまじいと思ったのは、自分の子宮癌が見つかった時の話。その当時彼女は舞台の仕事をしていた。治療をした日、激しい運動をしてはいけないと言われていたのに、身体の具合が悪いと告白していなかったため、いつもの通り激しく動き回った。そのため、彼女が動いた後に点々と血の跡がついたという。 さんまさんとの破局は、彼との結婚が彼女の天職をまっとうすることの妨げになったことに他ならないと思う。
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