馬場ちゃんの新曲「私を必要としてくれる人がいます。」がリリースされました。
曲としては、フォークソング風の分かり易い馬場ソングで、安心して聴けます。
これまでの馬場ソングで言うと「明日へのフリーウェイ」と同系列の楽曲なのです
が、実はこのフォークソングスタイルの曲がシングルになるのは初めてなんですよ
ね。そういう意味では、馬場ちゃんの新しいチャレンジです。
歌詞はタイトルからイメージするほど「グッとくる!」という内容ではありません
でしたが、ごくごく当たり前に起こる日常の一場面を馬場ちゃんらしい視点で切り
取った、馬場ワールドです。
私個人の意見ですが、馬場ソングの中では、アルバムのシメに入っているような曲で、
ライブでは、Boys on the Runの前か、アンコール1曲目でテンションが上がる曲。
という印象の曲です。
2曲目の「そこから始まる愛がある」は、アルバム「ブルーコーヒー」に入ってい
る「真珠」をアップテンポにした(ような)楽曲。オマージュ的フレーズは両方の
曲ともスティングの「English man in New York」(^-^;)。これもいつもの馬場ソン
グ。そして、これからのライブで、当分演奏し続けそうな曲です。(笑)
今回のシングルは、タイトル曲も良いのですが、私は3,4曲目に収録されている
大阪城野外音楽堂(2010年夏、2日目)のライブ音源をオススメします。
「海を渡る風」「明日の旅人」の2曲はアルバム「延長戦を続ける大人たちへ」に
収録されている楽曲で、そのライブバージョンとなります。
「海を渡る風」は、アコースティックサーキット用に、パーカッションやシンセサ
イザー、ナイロンギターが入ったイントロから始まり、さらには音楽堂のエフェク
ト(残響)が良い感じに響いて、なんとも心地良い世界に浸らせてくれます。
アルバムに収録されているスタジオ録音バージョンよりも、この楽曲の持つワイル
ドさと、海の深さ(蒼さ)を感じることが出来る楽曲となり、深みが増した仕上が
りになっています。
最後の「明日の旅人」は、ギター一本での弾き語りです。この曲がイチオシです。
この曲も先ほどの「海を渡る風」と同じように音楽堂の残響が心地よく響いていま
す。そして馬場ちゃんの丁寧にひと言ひと言を、しっかり語りかける歌い方と、
その馬場ちゃんの優しさの表れともいえる柔らかな声の「伸び」が素晴らしくこの
曲の持つ深みを見事に表現しています。
今回は録音状態が素晴らしく良いという事もあり、臨場感があります。そのため、
ライブ会場で聴いている時と同じように、歌詞の背景にあるメッセージや想いが歌
詞以上に伝わってくる感覚があり、鳥肌&涙ウルウルになりました。これはライブ
音源ならではですね。
そんなわけで、「心地よさ」「響き」「伸び」「深み」というキーワードを感じる
このライブバージョンの2曲を特にオススメしたいです!(笑)
♪
馬場ちゃんの楽曲は、シングルでリリースされた当初はインパクトは弱かったりす
るんですが、ライブで歌い込まれていくうちに、伝えたいメッセージが明確になり、
自然と楽曲としての個性が確立されてくる。そういう特徴があると思います。
なので今回の「私を必要としてくれる人がいます」も、これからのライブでどんど
ん歌い込まれて個性を発揮していく1曲となることでしょう。今後を楽しみにした
いと思います。
そろそろ馬場ちゃんのシングルで、Boys on the Run のような楽曲が欲しいですね。