★この本は何度か改編をし、最終的な作品となった経緯があるようで発生当時の時代背景は幾分か古いですが、飲酒運転がもたらす悲劇はいつの時代もなんら変わりがないということを痛感させる、そんなご本です。
★刑務所のなかの様子が非常に細かく描写されており、一般刑務所と交通刑務所の違いも容易にわかりやすく書かれています。
★私的には、この作者はエリート、大卒で友人関係にも非常に恵まれていて、さじを投げたかのような妻とのやりとりも…(ねたバレになるので読んでみてください 笑)
その一方で、飲酒以外の事故で被害者を死亡させてしまい、出所後も多額の賠償に苦しめられ、自死に追い詰められてしまったかつての獄中仲間の話など、人生の岐路というか様々な生き方について書かれていて、刑務所に入らずとも「自分の生き方について再考させられた本」といっても過言ではありません。