CMを聞いて気になり購入しました。
とてもいい曲です。
歌が進むにつれてどんどん、歌の世界に引き込まれていきます。
一応CMソングなので、曲中では「ホワイト学割」という言葉が出てきますが、そこで、3年間継続の490円がクローズアップされます。
今や携帯電話を学生が持つのは当たり前ですし、基本料金が安いのは庶民にとってはうれしいことです。
でも、その一方で、親(父も母も)が、家庭を支えるために一生懸命働いています。
賃金の一部は、子どもの携帯電話代になりますが、その、たった490円と同じだけの予算が、彼らの昼食代です。
お弁当を買えば味噌汁すら飲めない今の日本。
ケータイの基本料金と同じだけの、毎食わずか500円足らずで家族と自らの命を支えているサラリーマンの悲哀が伝わってきます。
さださんは、曲中、490円というお金の価値をいろいろなものに例えて出しています。
結論からいえば、490円だと、大したことは何にもできないし、どこかに行こうとしても、戻って来れないことを、具体的な地名を出して歌っています。
ちなみに歌詞中に出てくる横浜、武蔵小金井はJR東京駅からの料金、海老名は小田急・新宿駅からの料金でした。
さて、490円の価値を知り尽くして、疲れて家に帰っても、家族からは無視されている父親。
おまけに、犬の方がよほど大切にされている。
自分の代わりはいないのに何故?・・・悲哀の中、さださんは「私は犬になりたい」で締めくくっています。
CM中、犬のお父さんが「黙って聞け!」と一喝するとおり、ぜひこのCDは黙って1度、通して聞いてほしいです。
もしも今、自由になるお金があったら、このCDを買うこともぜひ考えてほしいです。家で味噌汁でも飲みながら。