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40年前に書かれたということもあり、内容の古さは否めない。読者になじみのない銘柄も多数登場する。だが、素人にありがちな失敗を繰り返しながら成長し、ついに自分なりの投資哲学や手法を確立する著者のストーリーは、投資の参考になるだけでなく、ドキュメンタリーとしても刺激的で、読みごたえがある。専門家の意見に翻弄される初心者の時代、成功してなお陥ってしまう落とし穴、大量の資金を運用する人間特有の悩み…。あらゆる投資家にとって、決して他人事では済まされない、重要な示唆が含まれている。そんな1冊だ。(土井英司)
内容紹介
*こちらの商品は、文庫版が好評発売中です。
内容(「BOOK」データベースより)
内容(「MARC」データベースより)
メディア掲載レビュー
本書は、アメリカにおける株式市場関連の古典的著作である。
株式市場の古典と呼ばれる書籍の多くは50~75年前に書かれたものだが、本書は4半世紀後の今日でもほとんどの記述がそのまま通用する。
ダーバスは独創的な人物だった。彼はクロスワードパズルを作ったり、卓球ではチャンピオン級のプレーヤーであったり、社交ダンス界にあっては世界最高のプロダンサーであったりと、あらゆることに秀でていた。
彼は他人と異なる人間であることを恐れなかった。その鋭敏な頭脳は休むことを知らなかった。ニューヨークのプラザホテルのバーでわたしに質問をしておいて、2週間後にパリのホテル・ジョルジュ・サンクで会って一杯飲んだときにその答えを教えてくれるような人だった。その4週間後にモンテカルロのオテル・ド・パリで会うと、以前の答えをさらに掘り下げて解説し、またその半年後にはリオデジャネイロのレメパレス・ホテル前に広がるコパカバーナの砂浜で日光浴をしながら同じ話題に触れたりした。
チェコスロバキア(当時)のプラハで、いかにもこの街にふさわしい「一流」にしてはみすぼらしいホテルの一室で、作詞家のディック・マニング夫妻と一緒にわたしと妻がくつろいでいたときに、電話が鳴ったことを思い出す。わたしの秘書も含めてだれもわれわれの居場所を知らないはずだった。しかし、ダーバスは探し当てたのだ。
何か緊急の用件か? だが、実際はダーバスが近々出版する予定の彼の著書『ウォールストリートジ・アザー・ラスベガス(Wall Street : The Other Las Vegas)』の表紙の色について、自分の考えをわたしに聞いてもらいたかっただけだった。
根強い要望に応えて本書を復刊することができたことをわたしはうれしく思っている。本書は率直にまた衝撃的に株式市場を紹介しているので、ウォール街という巨大なカジノで「勝負」しようとする人にとっては間違いなく必読の書である。
ここで、読者の皆さんにちょっとした面白い情報をお教えしよう。本書が成功裏に出版されたあと、バロンズ誌の発行部数は倍増した。バロンズは大いにダーバスから恩恵を被ったのだ。しかし、バロンズは謝意を表すのに実に奇怪な方法をとった! その他多くの金融関連誌や新聞とともに、バロンズも『ウォールストリートジ・アザー・ラスベガス』の広告掲載を即座に断ったのである。その理由は、彼らにとって長年の忠実な広告主であるブローカーや相場の予想屋の正体を暴露したから、というものだった。この書籍の有料広告を受け付けないばかりか、ニュース欄や書評欄ですら、この本に触れることを一切拒否したのだ!
「わたしはパンをくれる人の歌を歌う」ということわざを知ったのは、わたしがまだ駆け出しの新聞記者だったころだ。
記事の差し止めはほとんどのメディアに及んだ。ニューズウィーク誌は予定していた書評を取り消した。タイム誌は記事に添える写真まで要求してきたのに、その記事はあいまいな表現でこ --出版者によるまえがき
著者について
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ショービジネスの世界で最もギャラの高いペア・ダンサー。幾多の苦労の末、マーケットの上昇や下落に関係なく通用するボックス理論を構築し、株式市場で200万ドル以上の利益を上げ、資産家になる。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)