登録情報
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
山本富士子の団地妻役が美しいすぎる,
By
レビュー対象商品: 私は二歳 [DVD] (DVD)
この作品は核家族(両親と同居せずに小さな家庭を築く夫婦の形態)を描いた市川崑監督の佳作。子供をもうけた夫婦の様子とそれを幼児の目から見た観点を取り入れたところが面白い。2歳の幼児の心情を語るのは中村めいこ。この語りはすんなり観る者の心に入り込むのが凄い。全く違和感がない。今でこそ育メンという言葉があるが、1960年代前半の核家族における子育てに積極でない男性がリアルに描かれており、夫(船越英二)の発言はまさにエゴイストと言われてもおかしくない子供じみた感じがする。 この作品何といっても山本富士子が演じる団地妻の魅力が最高。こんな奥さんがいたら最高と当時は憧れたのではないかと思われるくらいの魅力的であり、核家族の象徴的な奥さん役になったのではないだろうか。 そして、団地を出て、実家の夫の母親と同居するという展開は当時の時流に逆行する展開なのだろうけれども、母と嫁が同じ気持ちになるのが子供をめぐるある事件というのも絶妙(脚本の監督夫人である和田夏十さんの経験からか)。当時、よく騒がれていた幼児の団地の窓からの転落や、ビニール袋での窒息事故、動物園での迷子等を盛り込み親の心情と子供の目から見た大人を上手く描いている。ラストの夫に対して「やっと、大人になったのね」という山本富士子の言葉には同じ男性として頭が下がる感じがした。
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
|
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|
|
|