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私の脳はなぜ虫が好きか?
 
 

私の脳はなぜ虫が好きか? [単行本]

養老 孟司
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,365 通常配送無料 詳細
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合計価格: ¥ 2,100

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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

『バカの壁』『唯脳論』など多数の著書で、人間と人間、そして人間と自然について鋭い考察を行ってきた養老孟司。その幼少時代から現在にいたるライフワークは、実は昆虫採集と昆虫研究である。本書は、そんな著者にとって、初めての「昆虫と自然」「昆虫とヒト」に関する書籍だ。
虫の視点で、時にユーモラスに、時に鋭く、ひとを、科学を、社会を、経済を、政治を見つめ、そして語る。ときに、虫の目に立ち返って人間について思考し、ときに虫をもとめてアフリカ、マレーシア、オーストラリア、ブータンと世界中を渡り歩く。養老哲学の原点である「虫の目で考えること」をたっぷり教えてくれる、面白くってタメになる哲学と自然科学の本!

内容(「BOOK」データベースより)

ほんとうは、ムシのことだけ、考えていたい。虫がわかれば世界がわかる?養老ワールドの真髄、ここに開陳。

登録情報

  • 単行本: 226ページ
  • 出版社: 日経BP出版センター (2005/6/30)
  • ISBN-10: 4822244563
  • ISBN-13: 978-4822244569
  • 発売日: 2005/6/30
  • 商品の寸法: 19.5 x 14 x 2.5 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 424,568位 (本のベストセラーを見る)
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33 人中、29人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By s980002
形式:単行本
バカの璧で有名な養老先生は、昆虫にも多大な関心と愛情を持っていらっしゃいます。ですがただの昆虫記ではありません。

なぜ、虫を愛するのか。なぜ、気になるのか。そんな疑問を脳の働きから考えるという、刺激的なエッセーです。
虫の話をしつつも脳の話を、脳の話をしているかと思えばそれがそのまま昆虫の話になる。

脳の話は抽象的に語られると、なかなかつかみどころがわからなくなってしまいますが、昆虫という具体例を挙げることでわかりやすくなっています。なによりも著者が虫を無視できないほど大好きですから、出てくる例も当意即妙で最高にエキサイティングです。

このレビューは参考になりましたか?
12 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 読者
形式:単行本
「面白かった」。

ただし、これには「どんな人間が読んだか」という

補足が要るように思う。

私は「虫に興味がありますか」と聞かれたら、

「ない」と答える種類の人間である。

「虫」と言われても、頭の中には多様性も詳細もない

十把ひとからげの「虫」のイメージしか浮かべられない。

そんな人間がなぜこの本を読んだか、と言えば、

それは「養老先生の本だから」ということにつきる。

要するに私は先生のファンなのである。

私はつねづね先生の書かれた本を面白い、と感じていて、

ただ、それでも、先生が書かれた内容の

すべてがわかったわけではないので、

先生をキーワードにして何でも読むことにしている。

わからないことが、少しでもわかるようになりたいので。

そして、私にはこの本は

「虫」に対する興味のある/なしという

個人的な先入観をクリアして

「面白かった」。

書かれている対象は、

「虫」であり、かつ「虫」ではなかった。

「虫」の話はどこかにつながって、

「虫」をその一部として含む、大きな景色が見えてきたりした。

私と同じような感じの人ならば、

同じような感想をお持ちいただけるのではないだろうか。

星が三つなのは、こういう少しバイアスのかかった人間が

面白かった、と述べることへの控えめな評価の表れです。
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By patella
形式:単行本
 エコロジー関係の雑誌に連載された文章だそうである。虫が好きな人は「そうそう!」と思う話、関心の無い人には「そんなこと、どうでもいいじゃないか。」と大して面白くもない、そんな「なんということもない」虫の話である。1999-2002の連載文をまとめたものなので、「愛知万博予定地」など少し古くなった時事的な話題もある。が、昆虫を相手にしている時の著者ののびのびとした心の動きが素直に出ている文章もあり、「ひとって、こんな風にいろんな考えをまとめあげていくのだな」と思えるものもある。まあ、気楽に読み流せる一冊である。その割には、と考えると値段が少々高いかもしれない。

 大学で長く研究をして疑問も生じたけれど、と著者は書いている。しかし「研究というのは、そうした疑問を解くことではなかった。研究は具体的だが、疑問は抽象的だったからである。」。どんな疑問も思考も「具体的」なところから始まるのだろうけれど、「仕事」という制約の中ではそこからはみ出した抽象的なものを育てることは難しい。著者は、そんなはみ出した部分を「虫」という他人には「なんということもない」世界につないで広げていったのではないだろうか。そんな著者の長年の心の動きが垣間見える。意味はわからないがなにか気になる世界をむやみに切り捨てないことも大事なのかもしれない。

 

 表紙、裏表紙のゾウムシがなかなか気になってしかたがない。この立体は模型か?グラフィックスか?影も映っていて良くできている。機関車とかフィギュアとか、「何分の一」の模型は多いけれど、「何十倍」の模型もいいかも、などとつくづく眺めてしまった。ひっくり返し、ためつすがめつ見れば、どうでもいいことからいろいろとまた世界が広がりそうな気配がする。
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