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私の犬
 
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私の犬 [単行本]

平岩 米吉
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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私の犬 + 犬の行動と心理
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

犬とその仲間に深い愛情をもって接し、日々身近に観察を重ねることから生れた「動物文学」の名著。フィラリアに倒れた愛犬チムへの愛惜と鎮魂を綴った「チムの死とその前後」他「私の犬」、短歌、短編などを収録。

登録情報

  • 単行本: 205ページ
  • 出版社: 築地書館 (1991/01)
  • ISBN-10: 4806723177
  • ISBN-13: 978-4806723172
  • 発売日: 1991/01
  • 商品の寸法: 21.2 x 15.4 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
犬の幸せ 2004/9/30
By 志村真幸 トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本|Amazonが確認した購入
 1942年に出版されたものの、何度目かの復刊。
 著者の平岩米吉は雑誌『動物文学』の主幹を長く務めた人物で、イヌ科の動物の識者として有名。
 本書は1930年代に『動物文学』をはじめとする雑誌に掲載されたエッセーをまとめたもの。イリス、チムという自宅で飼ったイヌの話や、「犬の伝説と文学」などが収められている。
 意外に古さを感じさせない文章で、イヌへの痛いほどの愛情と感傷が伝わってくる。この人に飼われたイヌは幸せだったろうなと思わされる。フィラリアが不治の病気であった時代の切なさも感じ取ることが出来る。
 ジャコウネコやクマの話も入っている。
このレビューは参考になりましたか?
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 隊長 トップ500レビュアー
形式:単行本
犬好きで読書好きな方なら、この名を一度は見聞する事と思う。
曰く…
「『動物文学』という新しい名称を考案し雑誌を刊行した文化人。
 彼の『犬の歌』って歌集は、犬好きな奴は落涙必至」

「昭和初期、目黒の田園地帯で犬や狼、狸にハイエナ、ジャッカル、
 山猫、月の輪熊など様々な動物を、放し飼い同然に飼育・観察し
 研究した変なおじさん」

「フィラリア研究会を立ち上げ、難病の克服と撲滅を目指した、犬の
 大恩人」…などなど。

つまり、要するにものすごい愛犬家である著者。
その人となりに興味が湧いたなら、入門書として最適なのがこの本。

約200頁の本書の内、60頁ほどを費やして書かれた表題作とそれに続く
「チムの死とその前後」は、彼の愛犬への哀切に満ちて胸に迫る。
そして、短歌、日本史に登場する犬の話、狸、熊、猫、狼、麝香猫に
関する考証や随筆など、実に盛りだくさん。
前書きによると、彼の身辺にいた動物についての文章をおよそ一編ずつ
取り入れて編纂したらしい。
「恩を忘れるな」と題した忠犬ハチ公についての小品も、発表が
昭和10年だった事を思うと、ハチ公の行動を美談に仕立てて利用した
人間の胡散臭さを看破する彼の慧眼に敬服せざるを得ない。

巷に溢れる飼育書や実用書、最新の情報もいいけれど、
犬を愛する魂に触れたいと思われる向きには、たまにはこういう
古典的名著もあらためてお勧めしたい。
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