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私の梅原龍三郎 (文春文庫)
 
 

私の梅原龍三郎 (文春文庫) [文庫]

高峰 秀子
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

二十代の頃から親交のあった巨匠の思い出をエピソード豊かに綴る心あたたまるエッセイ集。梅原描く高峰像等カラー図版・写真多数

内容(「BOOK」データベースより)

女優だった著者が二十代のころから四十年近く、親交のあった洋画界の巨匠・梅原龍三郎画伯。画家としても人間としても、桁外れのスケールを持った梅原画伯の知られざる素顔とその魅力を、ユーモアたっぷりな筆で綴ったエッセイ集。著者がモデルになった肖像画をはじめ、カラー図版、スナップ写真も多数掲載。

登録情報

  • 文庫: 283ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (1997/10)
  • ISBN-10: 4167587017
  • ISBN-13: 978-4167587017
  • 発売日: 1997/10
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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9 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By sirou55 トップ500レビュアー
形式:文庫
著者ははじめにこの本を出すきっかけが家の改築に伴う写真の整理であったことを律儀に打ち明けているが、梅原画伯が亡くなって1年後に出版されたのだから追悼の意味が込められていることは、最初が梅原画伯の仏壇コーナーから始まることでも十分伝わってくる。著者は「誰に、どう言われても、私はかたくなにお通夜に行かず、お葬式にも行かず、いまだにお墓へも行っていない。お墓へ行ってしまえば、梅原先生の死が確実になってしまうから、私は行かない」と。そして今までの思い出を初対面から亡くなる約3ヶ月前に公に姿を見せた自らの展覧会への出席まで写真と文で紹介していく。

写真のほかに著者の肖像画も載せてあるのだが、著者は画伯が最後に書かれた肖像画を表紙につかった。著者はモデルになった年代によって年齢が的確に現われているところが素晴らしいと絶賛しているが、初めて著者の肖像画を描いたときに「眼の光が普通の人より強いのでそれで眼が大きく感じられる」と画伯がいった著者の特徴は最後の肖像画にも描きこまれていたのだ、完成に15分とかからなかったのに。

解説でも指摘されているが、この作品には「老い」という別のテーマも実は描かれていて、この本が出版されてから10年、単行本からだと20年が経過するが、決して古びた感じはしないのである。
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