内容説明
戦場でも歌を詠む若き兵士。感動の歌文集。中国戦線に出動した若き日の著者は果てない黄土高原の自然の美しさ、戦友や軍馬との交情を歌や詩に詠み、からがら持ち帰る。一兵卒の極限の詩心が溢れる歌文集。
内容(「BOOK」データベースより)
昭和十四年、騎兵として中国山西省に出動した若き兵士は、果てしない黄土高原の風景、生死を一瞬に分かつ戦の実状と兵士の死生観、帰還しなかった軍馬達への哀惜を歌に詠んだ。旅嚢の底に秘め辛々持ち帰った手帖に記された歌に回想を加えた本書には、戦争体験者の真情と詩心が溢れ返っている。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
伊藤 桂一
1917・8・23~。小説家、詩人。三重県生まれ。生家は天台宗寺院。働きながら詩、小説を投稿。1938年、現役入隊、除隊期間をはさんで6年10ヵ月、中国で軍務につく。復員後も貧窮の中で投稿生活を続け、52年、「雲と植物の世界」が芥川賞候補。62年、『螢の河』で直木賞受賞。苛酷な戦場体験を描きつつも兵士の人間性に光を当てる独自の戦記小説を書き続ける。84年、『静かなノモンハン』で芸術選奨文部大臣賞、吉川英治文学賞受賞。2007年、詩集『ある年の年頭の所感』で三好達治賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1917・8・23~。小説家、詩人。三重県生まれ。生家は天台宗寺院。働きながら詩、小説を投稿。1938年、現役入隊、除隊期間をはさんで6年10ヵ月、中国で軍務につく。復員後も貧窮の中で投稿生活を続け、52年、「雲と植物の世界」が芥川賞候補。62年、『螢の河』で直木賞受賞。苛酷な戦場体験を描きつつも兵士の人間性に光を当てる独自の戦記小説を書き続ける。84年、『静かなノモンハン』で芸術選奨文部大臣賞、吉川英治文学賞受賞。2007年、詩集『ある年の年頭の所感』で三好達治賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)