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私の恋愛教室 (ちくま文庫)
 
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私の恋愛教室 (ちくま文庫) [文庫]

福田 恆存
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

なぜ、総合雑誌は「恋愛論特集」をしないのか、恋愛は生のもっとも根源的なものなのにと説く福田先生が、男女がその全能力を発揮して生きる場所=恋愛について文学作品や社会現象を取り上げて解説する。『チャタレイ夫人の恋人』でロレンスは何を訴えたかったのか、「ロレンス恋愛論」の入門書としても最適。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

福田 恆存
1912‐1994。東京生まれ。東京大学英文科卒業後、中学教師、雑誌編集者、大学講師などを経て、文筆活動に入る。1952年には戯曲『龍を撫でた男』で、67年にはシェイクスピア全集の翻訳で、読売文学賞を受賞。55年には「ハムレット」の翻訳演出で芸術選奨文部大臣賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 257ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (2009/11/10)
  • ISBN-10: 4480426523
  • ISBN-13: 978-4480426529
  • 発売日: 2009/11/10
  • 商品の寸法: 15 x 10.8 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
スラスラ読める本ではありません。生のもっとも根源的なものとしての恋愛を扱い、ロレンスなど古典の恋愛文学に突っ込んでいくから、文学をあまり読んでない自分にはなかなか難しかったです。

本書の言うように、生のもっとも根源的なものであるにも関わらず、女性雑誌のみが恋愛を特集するのは現在もかわりません。男性雑誌の「モテ」というのは、外見を磨くという事に特化して心と感情を扱う事がないので、恋愛とは別のものだと思います。勘違い企画で酷いのは「こうすると彼女(彼)のハートもキャッチ!」みたいなマニュアルもの。なぜそれで「キャッチ」できるの?と問うてみたい。まさに哲学的領域にある疑問ですが、本書がその端緒になります。

なにも読んだからって即恋愛上手になるわけでは無いと思います。本書は真面目な顔して「恋愛とは何ぞや」と考えてみて、結局ぐるりと一周して「恋愛はするものであって、語るものじゃあない」とくる。恋愛も人生もその目的はそれ自身であるから当然です。でも本書を読む事で、普段目を逸らしがちな恋愛という生の根源に対する心的態度が変わりました。今更ながら恋愛文学を読んでみようと思います。
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