啓発を受けました。
この本には震災後の世界にテーマをしぼった続編も出ており
それと合わせて読むとかなりお勧めです。
正直、高城さんのことはよく知らなかったが、千田琢哉さんの本で「お勧め本」に入っていたので手にした。資産の9割を捨てて、クリエーターとして活躍できる能力を垣間見れる。沢尻エリカの妻とのイメージが強いけど、そんなワイドショー的な視点でこの人を見たらいけないと思い知らされる。その意味でもワイドショーってほんとくだらないなとも思った。
しかもこの本は、よくある30分インタビューして編集者がまとめて内容をふくらました的なものではなく、2年かけて、著者本人がかなり力を注いで作っている。それだけに、著者の40数年の人生で得たものを学べるものになっている。鋭い視点で切り込むので読み応え抜群です。ただ、万人向けというわけではなく、やはり何か世の中で成し遂げたいものがある人向けな気がします。若い人向けかな? あえて不満点を言えば、著者が家庭を持っていないためか、家庭とか家族とかそういった視点からの内容がなかったのが残念でした。
特に心に残ったのは以下の点です。
●人とつながる前に、自分の内面を探求すべき。自分が何をしたいのか。その上で人とつながれる人が他者依存ではない自立した個の集団になる。
●テレビが変わらない限り、日本は変わらない
●これからはお金との距離の置き方に焦点をあてるべき。どうお金を増やすのかではなく。
●21世紀は創造的な生き方の探求が始まる。どう生きるのかこれが大きなテーマになる。哲学も宗教も脚光を浴びる。
●情報社会は、情報を捨てることが大事。テレビもインターネットもほとんど利用しない。結局メディアで流れるのは、ちょっと前のことか、かなり古い話の蒸し返し。未来のことは誰も語っていない。未来のことは自分で考えるしかない
●日本が変わるためには世代交代が必要。
とにかく面白いので一読価値ありです。