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私の体験的ノンフィクション術 (集英社新書)
 
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私の体験的ノンフィクション術 (集英社新書) [新書]

佐野 眞一
5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 714 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

私淑する宮本常一をベースにしつつ、処女作『性の王国』から『東電OL殺人事件』『だれが「本」を殺すのか』まで、自作の舞台裏を明らかにした自伝的文章・取材論。

内容(「BOOK」データベースより)

新世紀になろうと、IT時代に突入しようと、人間が生きるうえで調査し、情報を集め、それらを評価して自分のものとする道筋に大きな変化はない。ノンフィクションの方法とは、ある意味で、社会に生きるうえで必要なそれと驚くほど似ている。私淑する民俗学者・宮本常一の「野の取材学」を導きの糸に、節目節目の自作を振り返って率直に検証し、そこに込めた思いを語る。著者がすべての「歩き」「見」「聞き」「書く」人に向けて初めてまとめた、「自伝の面白さ」の文章・取材・調査論。

登録情報

  • 新書: 240ページ
  • 出版社: 集英社 (2001/11/16)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4087201171
  • ISBN-13: 978-4087201178
  • 発売日: 2001/11/16
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Tack 殿堂入りレビュアー VINE™ メンバー
形式:新書
民俗学者・宮本常一氏の「歩くドキュメンタリー」に感化された著者が、ダイエーや正力、出版界を斬るドキュメンタリーの尖兵として活躍していること自体が、素晴らしいことだと思います。

数々の著作を執筆するための調査、推理などを実例として、機上で専門用語をまき散らすのではなく、著者の言う「小文字」で訴える、格闘するドキュメンタリーの実際を見せてくれます。

ただ気になったのが、本書の直前に『だれが「本」を殺すのかPART2延長戦』を読んだところ、非常に内容が重複していました。というか、そちらは講演録なので、いたしかたないのですが、連続して読むとちょっと損した気分…。もし読むとしても、こちらが先ですね。

このレビューは参考になりましたか?
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 左党犬 トップ500レビュアー
形式:新書
ノンフィクション作家の佐野眞一が2001年に書いた「ノンフィクション術」。これはスキル面に重点を置いたハウツーではなく、自分の問題点を深掘りし、自分だけの「切り口」を見つけるためのマインドセットをどう自分のなかにつくりあげるかについて、自らの経験をもとに書いたものだ。

著者自身が解説した、佐野眞一のノンフィクション作品の読み方についての本でもある。ある意味では2001年時点での佐野眞一によるノンフィクションの入門書になっている。

佐野眞一のノンフィクションの読者にとっては、舞台裏を知ることができるとともに、読者自身の読みと著者の思いの一致やズレを知ることもできる。なによりも、2012年の時点からノンフィクションで取り上げられ、切り取られた時代の断面を未来からのぞき込んでいるような不思議な感覚も感じるのは、出版後10年以上たってから読む者がもつ感想であろう。

宮本常一という民俗学者の作品と人生にインスパイアされたノンフィクション作品の数々。宮本常一が故郷の周防大島を出る際に父親からさずかったという教えが本書に引用されているが、じつに味わい深いものだ。佐野眞一にとって宮本常一はノンフィクション作品のテーマであるだけでなく、つねにインスパイアされる存在でもあることがよくわかる。

好き嫌いの分かれるノンフィクション作家であろうが、戦後日本大衆史を描き続けてきた佐野眞一の「中間報告」として読んでみるのもいいだろう。もちろん、ノンフィクションの書き方についての一つの入門書としても読めるものになっている。
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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カスタマー
形式:新書
今、最も輝いているノンフィクション作家、佐野眞一氏のノンフィクションライター入門。氏のこれまでの著作を例にして、具体的に書いてあるので生き生きとして面白い。民俗学者・宮本常一の評伝、東電OL事件、ダイエー中内帝国の内幕、巨魁と言われる謎の人物の評伝等々、その興味の湧き出る源泉をしることができる。それにしても、私と同じ年齢の団塊世代であり、どんな現場にも出向くそのエネルギーの源泉をもっと知りたいと思った。
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