【 概要 】
最近では、管理職に登用される女性が増えているが、モデルケースがたくさんある男性に比べて、女性管理職は未だ少数派。
これまでメディアで取り上げられてきた「働く女性」は自分自身が広告塔となって活躍している、企業家の女性が多かったが、
本書では、高い知名度とキャリアを持ち、かつ組織内で働いた経験のある女性10人にインタビューしている。
自らのキャリアを振り返って、そのノウハウを伝えてくれている。
思考法・時間術・勉強法・出世術・結婚・出産か“運”をつかむ方法まで。働き続ける女性へのメッセージが詰まっている。
【目次 】
1 トップ女性10人インタビュー「私たちのジグザグキャリア」
1.資生堂代表取締役副社長・岩田喜美枝
2.日本アイ・ビー・エム理事・鈴木あや
3.日本UNHCR協会事務局長・根本かおる
4.伊藤忠ファッションシステムマーケティングマネジャー・川島蓉子
5.川上産業プチプチ文化研究所所長・杉山彩香
6.ハイアットリージェンシー箱根リゾート&スパ総支配人・野口弘子
7.日産自動車執行役員・星野朝子
8.ヒューマンビークル代表取締役・本庄恵子
9.フリーPRプロデューサー・飯野晴子
10.立教大学大学院准教授・小島貴子
2 キャリア女性4000人アンケート「仕事・昇進・結婚・出産―思いと悩み」
(89社3951人 働く女の「生の声」;アンケートから見える、4000人の「身近なお手本」)
【心に留めておきたいキーワード】
・いつも「いい人」でいなくていい
・どんな仕事でも「思い」だけではプロフェッショナルにはなれない。
「自分は何ができるか」を明確に理解し、それを伝えられるかどうかが大切。
・そこを超えたら違う世界が広がっている。
・・・仕事は高いハードルの連続。これを超えたらどんな景色が広がるのか、
何が見えるのか、それを知りたいと思って仕事を続けてきた。
・働く時間のうち、5%は自分のPRに使うべき
・与えられたチャンスは断らない
・「計画された偶発性」。
・・・「予期せぬ出来事が個人のキャリアを左右する。起きたことを最大限に活用することが、キャリア形成のチャンス。
・節目の年に自分のキャリアを振り返る。「キャリア」とは車輪の轍が語源。振り返って現状に違和感があるのなら、
「車を停めて、降りて、乗り換える」ということも必要
・「天職」が見つからないという人は、いつも「CAN」でものを考えている。
「できること、できないこと」を基準に考えるから、年齢や資格という障壁が気になってしまう。
けれど「WILLやMUST」(何をやりたいか、何をやらなければならないか)二重きを置いて発想してみると、
「CAN」というのは後からいくらでも作れるものだと気づく。
・仕事をする上で大切なことは何か?・・・「考える力を養うこと」である