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私のウォルマート商法 すべて小さく考えよ (講談社プラスアルファ文庫)
 
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私のウォルマート商法 すべて小さく考えよ (講談社プラスアルファ文庫) [文庫]

サム・ウォルトン , 渥美 俊一 , 桜井 多恵子
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (15件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 987 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

オリジナル!!
お客さんは無限にいる。要はいかに他店より売るかだ!!

石油も自動車も抜いた売上高世界第1位の小売業ウォルマート。創業者が説く売る哲学、金銭感覚、出店のノウハウ、人事の秘策とは。無敵腐敗の商いのコツ!!

創業以来わずか40年で売上高世界第1位に急成長した、小売業チェーンのウォルマート。創業者サム・ウォルトン亡き後も、その経営哲学・ビジネス戦略は受け継がれ、ついに世界を席巻した。田舎町の商人から巨大企業へと導いたサムの起業理念、不屈のケチ精神、比類なきアイディア、お客や従業員への思い、家族への愛など、身近な人々のエピソードで綴った自伝。ビジネス成功への鍵はここにある!

内容(「BOOK」データベースより)

創業以来わずか40年で売上高世界第1位に急成長した、小売業チェーンのウォルマート。創業者サム・ウォルトン亡き後も、その経営哲学・ビジネス戦略は受け継がれ、ついに世界を席巻した。田舎町の商人から巨大企業へと導いたサムの起業理念、不屈のケチ精神、比類なきアイディア、お客や従業員への思い、家族への愛など、身近な人々のエピソードで綴った自伝。ビジネス成功への鍵はここにある。

登録情報

  • 文庫: 416ページ
  • 出版社: 講談社 (2002/11/20)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 406256677X
  • ISBN-13: 978-4062566773
  • 発売日: 2002/11/20
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (15件のカスタマーレビュー)
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By 内田裕介 トップ500レビュアー
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鈴木貴博氏の「会社のしくみは変えられますか?」に引用があったので、
手にとって見た。

著者のサム・ウォルトンは、一代で世界最大のディスカウントストア、ウォルマートを築いた伝説の経営者である。日本で言えばダイエーの中内功氏にあたると思うが、なにしろアメリカだから桁外れにでかい。ヨーカドーとイオンとダイエーと西友を全部足して2倍しても、ウォルマートの売上げにはぜんぜん届かない。そういう大企業をたった1店舗から作りあげていったのがサム・ウォルトンである。

内容は彼の自伝と経営哲学が半々、といったところ。20世紀最高の経営者と称されたGEのジャック・ウェルチはあくが強くて好悪相半ばする印象だが、それに比べるとサム・ウォルトンは型破りな行動力をもちながらも性格は実直、生活は質素、親近感を与えるキャラクターである。

巨大な企業を経営するコツは「小さく考える」ことであるという。
具体的には以下の6点。
・一店ごとに検討する
・意思疎通は組織の命である
・現場に足を運ぶ
・現場に責任と権限をもたせる
・現場から改善案を出させる
・組織をスリムにし、官僚化と戦う

サム・ウォルトンは自分の経営手法がベストではないといい、同業者の良いところを常に真似し自社に取り入れ続けた、という。その謙虚さと、次々と湧き出る商売のアイディア、そして自身で飛行機を飛ばして全国の店舗を見て回るマメさ、従業員への優しさ。そういった彼の持つすべてがウォルマートの奇跡の成功を生んだのであろう。
カリスマといえばカリスマ、誰にも真似はできないが、とても身近で爽やかさを感じるカリスマである。一読をぜひお勧めしたい。
このレビューは参考になりましたか?
12 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
大変読み応えのある本で、最後にはすっかり読み終えること自体がさびしくなるほど充実した本でありました。
 さて内容のほうですが、サム・ウォルトンの生い立ち、起業から時間軸に沿ってウォルマートが発展する様子が描かれています。物流システムや在庫、販売管理システムなどがどういう考えの下構築されていったなどを詳細に知ることができます。そして私が一番注目したのはウォルトン社長の泥臭い性格、手法です。「他店からの従業員のスカウト」「卸業者を飛ばし、直接仕入れをメーカーに掛け合う」「ライバル店出店をかぎつけ、予定地を先に高い金額で買い取り、出店を阻止」「他社の店舗を訪問、良いところは徹底的に模倣」「他店で販売員を質問攻めにし、メモや録音機器で徹底的に情報を吸い取る」など、日本の商慣習ではダーティとも思えるやり口がこれでもかこれでもかと記されています。そして仕入れ業者を相見積もりにして買い叩くさまなどを知るに及び、正直すこし不愉快に感じたりもしたのですが、これも「お客様に安く品物を売るということはお客様の利益を守ることであり、お客様を代表してできる限り安く仕入れることに最大限の努力をする」という考えを知り、目から鱗が落ちるような思いをいたしました。
くどくどと説明を致しましたが、読み物としても、ビジネスの参考としても非常に良い書だと思います。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
一口に言えば、よいところだけ、を貪欲に学び、迅速・果敢に実施する。

共鳴したのは以下の部分。

 片田舎の小さな町で、資金もなく十分な融資も受けられずに始めたために、
自ら学び行動せざるを得なかったことが、わが社のその後の発展に大いに
役立った(111頁)。

 私が時に心配になるのは、やはりウォルトン家の将来の世代だ。彼ら全員に、
早起きをして新聞配達をしろというのは現実的でないし、私が期待できること
でもない。しかし、私の子孫が「怠惰な金持ち」の部類に堕落するのだけは
みたくない(149頁)。

 私は、自分が組織的人間かと聞かれれば、即座にノーと答える。組織的にやれ
といわれたら、私のペースはとたんにがた落ちになる(202頁)。

 よい従業員を惹きつけ、留めておきたいのなら、会社全体が高い競争力をもつ
ことが条件であり、わが社には確実にそれがある(223頁)。

 ゴルフは社交クラブ的で生ぬるい感じがする。それに、ゴルフは時間がかかるし、
テニスのように一対一の真剣勝負という感じもしない(242頁)。

なかでも一番興味深かったのは、以下の「お家騒動」である。

 守旧派フェロルド、進歩派ロン、社長サム。ロンは、ウォルト社を経営する夢を
持っており、それができないなら、外へ出て別の会社を経営するつもり、
そうサムに宣言していた。こうして、ロンは会長兼CEO、サムは業務執行役員会長、
フェロルドは社長になった。ロンは引退に失敗したのであった。古参はフェロルドに、
新参はロンに、こうしてウォルト社は二分された。会長就任から2年後の1976年6月、
サムが会長兼CEOに復帰し、ロンを更迭した。ウォルト社では、この出来事は
「土曜の夜の大虐殺」と言われている。ロン陣営の上級管理職、財務部長、データ処理
部長などは、ロンを追ってウォルト社を辞めた。これは「大脱走」と言われる
(249-258頁)。
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