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私のための芸能野史 (ちくま文庫)
 
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私のための芸能野史 (ちくま文庫) [文庫]

小沢 昭一
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「私はシロウトである。私は彼らのようなクロウトの芸人にはなれない」。万歳。女相撲。浪花節。絵解き。トクダシ。…いずれも「芸しかやれない」「やらざるを得ない」クロウト雑芸者たちの世界。彼らに憧れ、歴訪しながら、芸人として彼らから差別され、あざ笑われる自分を感じる著者。1970年代、芸人・小沢昭一、四十にして惑う中でのフィールドノート。名著復活。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

小沢 昭一
昭和4年、東京生まれ。早稲田大学卒業。俳優座養成所をへて、昭和26年俳優座公演で初舞台。以後、新劇・映画・テレビ・ラジオと幅広く活躍。一方、民俗芸能の研究にも力をそそぎ、レコード「日本の放浪芸」シリーズの製作により芸術選奨を受賞。著作活動も、著書「ものがたり・芸能と社会」(新潮学芸賞)のほか、「ぼくの浅草案内」「句あれば楽あり」『小沢昭一百景 随筆随談選集』(全6巻)「放浪芸雑録」など多数。平成6年度、紫綬褒章受章。平成12年「紀伊国屋演劇賞個人賞」「読売演劇大賞優秀男優賞」を受賞。平成13年度、勲四等旭日小綬章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 338ページ
  • 出版社: 筑摩書房; 新装版 (2004/12/9)
  • ISBN-10: 4480420169
  • ISBN-13: 978-4480420169
  • 発売日: 2004/12/9
  • 商品の寸法: 14.6 x 10.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 721,482位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By itv
形式:文庫
 我が家に獅子舞が来たのはいつのことだったか。確か30年前くらい?以後、来ることはなかったのだが、この「断絶」も本書を読むと得心がいく。要は伝承の困難ということなのだが。
 門付芸、女相撲、浪花節、足芸、ストリップ・・・・・
 民衆の伝統芸能といっても、博物館入りするような代物ではない。いや、そのような扱いを拒絶されるような代物ばかりをこの本では扱う。キーワードは遊芸稼人だ。芸があり、生計が成り立つ、というのは基本線であるにしても、アソビがない芸人はバランスが悪い。旅の芸人はキビシサツラサセツナサばかりでは、ない。そこに遊び半分がなければすこぶるバランスを欠くのだ。
 とはいえ、このような芸人たちへの世間の目、卑賤視への配慮も忘れてはいない。もと「芸人」たちは親族に気遣い、世を忍んで余生を送るものばかり。そこにどう、アプローチをつけ、芸談を引き出すか。小沢のインタビューそれ自体がひとつの芸なのである。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By obiwan3
形式:文庫
まず、表紙絵。'83 Yamafuji と書いてある。山藤章二氏の描いた、獅子舞姿の著者。うれしそうなマジメな顔をしている。この表情が全編を貫いているらしい... と買ってしまう。お客様、いらっしゃい。

角付けで万歳をする芸があったのかと驚いているうちに、長老の足芸。女相撲。浪花節、説教・絵解、トクダシ(ストリップ)、東京の大道芸人窟、漫才、ふたたび万歳... という取材の旅は続く。

丹念な取材、またインタビュー。労作であります。東京の歌舞伎座はつぶれてもかまわないけれど、消滅してほしくない芸はいっぱいあるのだなあ。

本書のなかで最も感銘を受けたのは、ストリップの一条さゆりさんのエピソード。たしか、その頃「芸術生活」でも特集されていたとおもいます。しまった。関西まで駆けつけて、その芸を目にやきつけておけばよかった。

著者には、夢野久作「ドグラマグラ」に出てくる祭文(チャカポコの伴奏付き)を演じていただきたかった。
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